こんにちは!Stylewearスタッフのsasaです。
子どもの入学式に向けて、髪の毛を美容室で整えてもらいました。
毎回思うのですが、美容師さんに整えてもらった時のスタイリングを自分でキープするのって難しいですよね。
特に30代になってから、思うように髪の毛がまとまらない、パサつきが気になるという方は多いのではないでしょうか?
気候もよくなり外に出る機会が多くなれば、紫外線のダメージも気になりますよね。
また、髪のうねりに悩まされる梅雨の季節もやってきます。
髪の毛の悩みはつきませんが、髪だけをいくらケアしても限界があるのをご存知ですか?
髪の毛はすでに死んだ細胞なので、自分では修復ができないからです。
注目すべきは頭皮ですよ!
髪の毛は、頭皮の毛母細胞が分裂増殖し変化して伸びていくので、頭皮の状態に左右されるのです。
顔のケアをきっちりやるように、頭皮も血流を良くして、頭皮に住む常在菌のバランスを整え、きちんとケアすることが大切です。
・きれいな髪を保つシャンプーやドライヤーの仕方
・血流をよくする頭皮マッサージ
・髪の悩みを活かしたスタイリング方法
詳しくみていきましょう!
毎日のヘアケア
ヘアケアは、お風呂に入る前=ビフォアバスから始まります。
ビフォアバスでやる事
髪の毛を3つのブロックにわけて、パドルブラシでブラッシングをしていきます。
まずは毛先、その次に中間から毛先にむけて、最後は根本から毛先に向けてと順番にしてくださいね。
無理やりすると枝毛の原因になるため、途中でひっかかったら、髪の毛の上の方をもって毛先からほぐしていきます。
ブラッシングの次は、ブラシ全体を握って、こめかみからてっぺんに向けてブラシを押し当てていきます。
気持ちよく感じる程度でOKです。
頭頂や後頭部もマッサージしていきます。
最後にブラシで軽く頭をたたくタッピングです。
頭にはたくさんのツボがあるので、それを刺激するイメージでやります。
頭がポカポカと、血行が促進されますよ。
毎日が難しいなら、月1でもおすすめです。
メンタルもリフレッシュされますよ♪
もっておきたいヘアブラシ3選
用途によってヘアブラシを使い分けると、より効果が期待できますよ。
パドルブラシ:頭皮用。ビフォアバス
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獣毛のブラシ:お出かけ前のブラッシングに
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ジャンボコーム:髪が濡れている時
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正しい頭皮と髪の毛の洗い方
お風呂に入る時は、予洗い→シャンプー→トリートメント→コンディショナーの順に洗っていきますよ。
予洗い
37〜38℃のお湯で、においや汚れがたまりやすいえりあしからお湯をあてて、洗い流していきます。
手を丸くして、お湯をためながらやるとよりいいですね。
毛量が少ない頭のてっぺんから洗うと薄毛の原因になるので、先に洗わないように注意してくださいね。
最後は、頭全体にお湯をかけてやさしく洗っていきます。
シャンプー
シャンプーはまず手にとって温めます。
洗う時は、人差し指・中指・薬指を使ってやさしく洗っていきます。
まずはこめかみから頭頂へ、次に耳上から頭頂へ、耳の後ろとえりあしから、最後に前髪からの4つのセクションに分けて洗います。
洗い終わったら、こめかみから頭頂へむかって5本の指でマッサージをしていきますよ。
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髪の毛は、泡をなじませて洗い、最後に泡を切ってからお湯で洗い流します。
えりあしは特に念入りに流してくださいね。
トリートメント・コンディショナー
トリートメントは、髪の毛を補修するためのものです。
基本は、トリートメントかコンディショナーのどちらかをつけたらいいですよ。
傷みが気になるなら、まずはトリートメント、次にコンディショナーの順につけていきます。
トリートメントもコンディショナーも、髪の毛の水気をきってから毛先につけていきます。
つけたらたら、上から下の方にやさしく揉み込んでいきます。
トリートメントとコンディショナーがセットで売られているものなら、トリートメントは洗い流さずにコンディショナーをそのままつけても大丈夫です。
洗い流すなら、シャンプーの時と同様、えりあしから洗い流してくださいね。
コンディショナーの付け方も、トリートメントと同じです♪
髪の毛を乾かす
自然乾燥をすると、キューティクルが傷つきやすくなりフケや薄毛の原因にもなるので、お風呂からあがったら、なるべく早く乾かしていきます。
乾かす工程は、水気を取る→タオルドライ→ドライヤーの順に行います。
水気は、粗めのコームで上から下に水をもってくるようにします。
タオルドライは、頭皮の水をきるように、えりあしから頭頂にむかって動かしていきます。
ドライヤーは、頭から20センチくらい離して、小刻みにふりながら乾かしていきます。
まずは前髪の根本、耳の後ろやえりあし、てっぺん、サイド、最後に後ろからです。
全体の9割が乾けば、あとは冷風で手ぐしをしながら整えます。
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悩み別プラスアルファのケア
髪の傷みが気になるなら、ヘアマスクをプラスで使うといいですね。
ヘアマスクは、トリートメントとコンディショナーの間につけていきます。
粘度が高めのヘアマスクなら、手で握って水気が出るくらいの力で、ゆるめなら握って水気が落ちない程度に毛先につけていきます。
ヘアマスクも、使っているシャンプーやトリートメントと同じラインのものを使うといいですよ。
頭皮のマッサージ
頭や肩がこってきたら、頭皮のセルフマッサージをおすすめします。
手のひらで頭皮全体をほぐし、指先を使い生え際から頭頂へ少しずつ位置を変えて引き上げていくようにします。
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薄毛やくせ毛の予防、におい、フケかゆみなどの予防にもなりますよ。
深呼吸しながらやると、リラックスできるので仕事の合間にもおすすめです。
ブラシでスカルプマッサージも
パドルブラシを使って、頭皮のマッサージをすると血行が促進されて気持ちいいですよ。
①まず、毛先をブラッシング、その後頭頂から毛先に向けてブラッシングします。
②ブラシをななめにして下から上にブラッシングします。
③耳のこめかみあたりを、ブラシでぐりぐり押しあて、たまった老廃物を流していきます。
④頭の中央部分にブラシを押し当てます。
⑤頭全体を、ブラシで軽く叩いてリンパを流します。
ここまでで基本のケアが分かりましたね。
毎日頑張ってやる必要はありません。
余裕のある日はスカルプマッサージを取り入れるなど、
自分に必要なケアレシピを作ってみてくださいね。
きれいな髪は日々のケアから
髪の毛は半年前の状態が出てくるので、日頃から正しいヘアケアをすることが大切です。
紫外線や冬場の乾燥はお風呂上がりにオイルをつけるようにして保湿したり、好きな香りのものを使ってリラックスするのもいいですね。
カラダの冷えも大敵なので、温かい白湯や漢方を飲むなど、内側から体を温めるようにしていきたいところです。
スタイリング剤を活用
スタイリング剤はオイル、バーム、スプレー、ワックスが基本です。
髪質やスタイリングによって使い分けてみてください。
オイル:髪が多く硬めの人におすすめです。セット力は弱いですがツヤ感や濡れた質感をだせますよ。
バーム:髪が多く硬めの人におすすめです。束感を出しやすく、ボディケアに使えるものもあります。
スプレー:セット力の強いものが多いですね。顔周りやヘアセットのキープに使えますよ。
ワックス:ライト〜ハードまで種類があり、動きをつけるときに便利です。くせ毛を活かしたヘアアレンジにも。
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髪の悩みを活かす
くせ毛やうねりなど、髪の悩みは人それぞれです。
基本のケアをしたうえで、その悩みを逆に活かしてスタイリングをするのもいいですね。
乾燥で傷んでる人
タオルドライ後、ドライヤー前にオイルやミルクを塗って、しっかり髪を乾かします。
ウェットな質感が出るスタイリング剤で傷みを目立たなく。
うねりで悩んでる人
地肌を軽く乾かし、毛先中心に水分多めのムースをつけて自然乾燥すると、うねりを活かした自然のスタイリングになります。
ボリュームに悩む人
根本をドライヤーで、乾かすときは、いろんな方向から風を当てます。
ボリュームが多い人は上から髪を押さえながら。軽めのスタイリング剤で動きをつけるといいですよ。
なりたい髪型に
思い描いた自分になりたいなら、髪型を変えてみることから始めてみましょう。
前髪を変えるだけでも、周りからの印象は変わります。
- どうなりたいかイメージを伝える:かっこよくなりたい、信頼感がほしいなど
- 普段の生活スタイルを伝える:朝はセットの時間が無いなど
- 制限があれば伝える:仕事柄明るい色はできない、ヘアカラーが皮膚にしみるなど
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美容師さんは、あなたのメンターです。
髪のことは、何でも相談してみてくださいね。
まとめ
きれいな髪の毛には、正しい頭皮ケアが大切だと分かりましたね。
シャンプーの前には、ブラッシングと予洗いをすると泡立ちがよくなりますよ。
匂いやよごれがつきやすい襟足から流すことも忘れずに。
洗ったあとは、スカルプマッサージで血流をよくし、ドライヤーでしっかりと乾かします。
髪の悩みは、スタイリングで活かすこともできますね。
なりたい自分のイメージがある人は、ぜひ美容師さんにも相談してみてください。
この記事は、UMiTOS 砂原由弥さん著書「傷み、うねり、パサつき髪でも変われる!基本のケアだけでキレイな髪になれました」を元に執筆しました。
私も実際にヘアケアを実践してみましたが、いつもと違う仕上がりを実感できましたよ。
イラストで分かりやすくケアの仕方が書かれているので、ぜひご覧ください!
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