チーム家族で家事を回す!知っておきたい時間の使い方やコミュニケーションのコツ

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みなさんこんにちは!Stylewearスタッフのsasaです。

子どもたちは夏休みですが、大人たちは仕事の毎日ですね。

家でも休むひまなく家事に追われる毎日ですが、その家事、ひとりで抱え込んでいませんか?

ワークライフバランスが当たり前の今、仕事は効率化して、家庭時間を多くするという動きはありますよね。

でも肝心の家庭時間では、朝から晩まで家事に追われて、くたくたになっている人も多いのではないでしょうか。

しかも気づけばワンオペになってしまっている。

家事を手伝いたいけど、仕事が忙しくて時間がとれない。

家事は生活の基盤です。

家事をともにするパートナーは、今まで育ってきた環境が違う一番身近な他人。

そんな他人と、どのように情報共有し、家事の優先順位をつけて、家事をうまく回すことができるか知っておきたいですよね。

☆この記事を読んで分かること☆
・まずは自分たちの家事スタイルを知る
・ビジョンを共有し、時間の使い方やコミュニケーションの取り方を確認
・子どもも含めて家族みんなで家事をする

家族がチームとなって家事をまわしていくために、大切なことをまとめました。

一緒に確認していきましょう♪

画像出典:pinterest

自分たちの家事スタイルを知る

結婚・出産してからも働く女性が当たり前になっている近年。

すべてがワンオペになって大変というワーママの悩みをよく聞きます。

家事は、家族というチームでするものです。

チームで動くために、まずは自分たちにとって最適な家事スタイルは何かを知ります。

チームスタイルは、大きく分けて4つあります。

  • シュフ型
  • 担当型
  • ハイブリット型
  • 自立型

必ずしもあてはまる必要はありませんが、これといった家事スタイルが分からない人は、どのスタイルに当てはまるか確認してみてくださいね。

シュフ型

シュフ型は、指示を出す人がチームを回すスタイルです。

元々の家事スキルに差があったり、家事に強いこだわりがある人の場合はこのスタイルになる事が多いですね。

指示を出すにも、出されるにもストレスがたまることがあるので注意が必要です。

「さっき言ったのに、まだやらないのか」とイライラする前に、いつ家事をするか”時間”を抑えておくことがポイントです。

担当型

家事の役割分担を決めて、それぞれが個人の責任でやるスタイルです。

このスタイルは、個人の自主性が求められます。

周りの人が「それいつやるの?」と催促すると、自主性が損なわれるので注意が必要です。

気になる場合は、締め切りを設けて「夜の何時までにやる」「かごいっぱいに洗濯がたまったらやる」と共通認識を決めてしまうといいですね。

ハイブリット型

ハイブリット型は、シュフ型がベースで一部を担当制にしているスタイルです。

指示を出す人がいますが、洗濯と洗い物は〇〇、ゴミ捨ては〇〇と一部の役割は決めています。

注意したいのは、担当型もどきになる可能性があることです。

上手く回ればいいですがもどきになってしまうなら、シュフ型にしたほうがストレスもたまらないのでいいですよ。

自立型

気がついた人がやるスタイルが自立型です。

価値観が同じ夫婦にはぴったりで、自然と自立型になっている場合もあります。

注意したいのは、やるべき家事に気づく頻度です。

テーブルが散らかっていればすぐ片付けたい人もいれば、ご飯を食べるスペースがあれば片付けない人等、人によって許容範囲が異なるからです。

お互いにストレスがたまらない様に、家事や育児の発動ポイントをすり合わせておくことがベストですね。

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同じビジョンもつ

家族の在り方・スキルや情報格差により、チーム家事が成り立つまでに溝がでてくることもあります。

自分の意見を押し付けるだけでは、衝突してしまいます。

家事に対する夫婦間のちょっとした溝をうめていくには、同じビジョンをもつことが大切です。

家族観の違いは受け入れていく


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お互い育ってきた家庭環境は当たり前に違います。

自分たちの家庭環境を参考にするのはいいですが、そのまま取り入れる必要はありません。

新たな家族文化を創り上げていくといいですね。

そのためにはまず、お互いの家族観を知り、違いを受け入れていくことからです。

夫婦で話し合いながら、「こうありたい」というビジョンを言語化していきます。

ビジョンが決まったら、そのためにどうするかを具体的にして、実践していきます。

情報格差があれば共有の仕組みをつくる


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情報は見える化して、夫婦または家族間で共有していくことが大切です。

イライラしてしまう原因は、情報が最後まで伝わっていなくて、期待値を下回る結果になるからです。

たとえば、洗濯物をたたんでほしいとお願いしたとき。

洗濯物は畳んであるが、床に置きっぱなしだったり、所定の場所に片付けるところまでやってくれていないと残念に感じます。

細かく指示をすればやってくれたかもしれませんが、そこまで言う必要がある?と感じてしまいますよね。

そんな時は、まずは家事を分解して、いつ・どこまでやるべきかを共通の認識にします。

グーグル等のスケジューラーに予定を入れておけば、家族みんなで確認できますね。

誰でもできる状態にしておけば、伝える手間も省けます。

仕組みを作って、家族間の情報格差をなくしていきましょう。

時間の使い方を決める

男性は、家事=選択科目と考えている傾向が多くあります。

女性はというと、しんどくてもやらなければいけない=必須科目という意識が強い人が多いです。

この様な考え方の違いから、時間の優先順位に格差がうまれてしまいます。

時間は夫婦の共有財産です。

どうすればお互いがうまく時間を使えるようになるかを考えていきましょう。

パラレル家事を心がける

相手が家事をしていたら、自分も別の家事をすることをパラレル家事と呼びます。

相手が皿洗いをしてるなら、自分は洗濯物を畳む。

自分が子どもをお風呂に入れたら、相手がタオルで拭き、服を着せるなどです。

ポイントは、必ずしも同じタイミングで行う必要はないということです。

何も考えず、ぼーっとテレビや携帯を見られていると、片方の不満が爆発します。

短時間でもいいので、家事をシェアするという気持ちが大切ですね。


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家事の段取りは長い目で見て

家事には一連の段取りがあるので、単発的より長い目でみることが大切です。

のため、時間帯によってやる家事の流れを把握しておく必要があります。

家事のピーク時間は、朝と夜2〜3時間ずつです。

このピークが終わったらどの様に自由時間を使いたいかをまずは考えます。

次に、ピーク時に行っている家事を洗い出し、やるべき事を見直します。

やらなくてもいい事があれば省いていき、最後はパラレルに家事を振り分けていきます。

一連の段取りを組むことで、家族みんなが自由に使える時間が生まれますね。

一度でうまくいかなくてもいいので、トライアンドエラーを繰り返して、自分たちにとってやりやすい形を作っていきましょう。

信頼関係を構築するコミュニケーション

コミュニケーションをとることで、信頼関係を築いていきます。

なので、議論をする時に、自分の思った通りの結果になるよう相手をコントロールする必要はありません。

信頼関係の構築には、聴く姿勢が大切です。

聴く側は、話し相手の方に体を向けて聴く姿勢を作ります。

話す方は、相手が今どういう状況かを確認してから話します。


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ダメ出しではなくフィードバック

せっかくよかれと思ってやった家事なのに、ダメ出しばかりされてしまうとやる気も失せます。

もし気になることがあるなら、伝える側は具体的にフィードバッグをするようにします。

「うまくできているよ、でも、こうすればもっといいよ」と言う感じです。

ダメ出しとは違って、次はもっとよくなる方法を試してみようと前向きな気持ちになりますね。

議論は相手を論破するためではない

議論は論破をすると負けです。

なぜなら議論は、ひとつの課題に対してより良くするにはどうすればいいか、意見を出し合う場だからです。

もし議論が行き詰まるようなら、自分の意見を一付箋につき一つ書きだしてみてください。

次に、それらの付箋を「解決すべき問題」「自分の感情」「相手への攻撃」の3つに仕分けます。

お互いに自分の意見を把握したうえで議論を再開します。

議論は相手を打ち負かすものではありません。

冷静に、問題解決をするためのものですよ。

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子どもと一緒に家事をする

子どもが家事をすることは、非認知能力が鍛えられるので、とてもいいことです。

まずはお手伝いから始めてもらうといいですね。

お手伝いの最初は、失敗しても支障のないことからです。

◇3〜4歳
自分でやりたいことが増えてくるので、できることを楽しみながら

◇5〜6歳
できることが多くなるので、包丁を使える子もでてくる頃

◇7〜9 歳
自分ひとりでできることがだいぶ増えてくる


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共働きで忙しい家庭だと、なかなかお手伝いをさせる時間がないと思います。

勉強や習い事で忙しくなる小学校高学年までを目安に、お手伝いの習慣をつけていくといいですね。

お手伝いから家事へステップアップするなら、まずは自分の身の回りの準備をすることからです。

親がなんでもかんでも口出ししないように気を付けてくださいね。

どもは失敗をしながら学んでいきます。

親が先回りばかりしたり、先に指示をだしてしまうと、自分で考える力が失われてしまうので注意が必要です。

お手伝いの習慣づけができれば、子どもも自然とチーム家事の一員になっていきますよ。

まとめ

家事スタイルは大きく分けて4つある事が分かりましたね。

家族で家事をシェアしていくにあたり、家族観の違いは受け入れ、溝を無くしていくことが大切です。

聴く側は相手に体を向け、話す側は相手の状況を確認し、上手にコミュニケーションをとっていきたいですね。

チームで家事をまわすためのポイントをもっと詳しく知りたいという人におすすめの本はこちら。

日本唯一の家事シェア研究家である三木さんのノウハウが分かりやすく書かれていますよ。

共働きで毎日の家事が大変と感じている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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