ダイエットをしても中々体重が落ちなくなった…
出産したら、体重が増えたし、体型が変わってしまって、何を着てもパッとしない
若い頃に着ていた服が、似合わなくなってきて、何を着たらいいのか分からない
このような悩みを抱えている女性は多いです。
「年齢不詳の美魔女でいるべき」「若い頃と変わらない体型でいなくてはいけない」と、私達はこのような概念にとらわれていると思います。
「人は年齢によって体型が変わる生き物」なので、本当はこのような概念にとらわれる必要がないのです。
30代以降は歳を取るにつれ、下半身より上半身にボリュームが目立つ体型、「大人体型」に変化します。
ですが、これは女性として成熟している証拠で、当たり前のことなのです。
ムリして痩せる必要はなく、大人体型を攻略する方法を知り、それを実践するだけで良いのです。
ここでは、そんな大人体型を攻略できるポイントやコーディネートを紹介します。
本記事を読めば、以下のことが可能となります。
- 大人体型でも似合う着こなしが知れる
- 5キロの着痩せコーデが可能となる
- 産後でも等身大にオシャレができる
- 若い世代で上半身ぽっちゃりの方にも、着痩せコーデを知れる
大人体型やぽっちゃり体型でも、オシャレを諦める必要はありません。
コツを知り、実践するだけで、大人体型・ぽっちゃり体型でもオシャレに美しく着こなせます。
どんな世代の方でも、等身大にオシャレを楽しみましょう♪
大人体型を攻略する6つのポイント
大人体型でも美しく見せれる、コーディネートのポイントを伝授します。
難しいテクニックはなく、どれも簡単なことばかりです。
なので誰でも簡単に実践でき、ステキな印象に見せることができます。
「OKコーデ」だけではなく、「NGコーデ」ものせているので、「NGコーデはしないようにしよう」と意識するだけでも、いい女度がUPします。
濃い色でまとめてみて!引き締め効果が絶大
黒や紺を使った「濃い色コーデ」をすると、大人体型を細く見せてくれます。
写真のNGコーデのように、膨張色を使用したフレアなスカートだと、着膨れしてしまいます。
①黒や紺で全体をコーディネートする
普段着に「色物や柄物」を身につけることが多い方は、思い切って「黒や紺」でコーディネートを組んでみましょう。
濃い色だけでコーデを組むと、全体をすっきりと、着痩せ効果にもつながり、好印象に見せれます。
②色で遊ばないかわりに、素材で変化をつける
黒や紺だけのコーデだと、少し地味な印象になってしまうことがあります。
そのような場合は素材に変化をつけると、地味な印象にはならず、オシャレに着こなせますよ。
ロングドレスで美しくみせる
一枚の布でできている服はキレイに見える
上下で切り替えがなく、1枚の布でできている服は、美しく見え、周りからの評価も高まります。
ウェディングドレスや着物も、一段と私たちをきれいに見せてくれますよね。
シャツワンピは特にロングドレス効果が絶大です!
さらに襟付きだと「きちんと感」や「大人っぽさ」を出せます。
一方、写真のNGコーデのように「トップス」「ボトムス」と途中で切り替えがあるものだと、身体のラインが分断されます。
そうすると大人体型にとって、損な着こなしになってしまいます。
ロングドレスの丈が長ければ長いほどいい
丈は長ければ長いほど、スタイルが良く見えます。
また長めの丈だと、インパクトがあり、1枚だけでもサラッと着こなせます。
ワンカラーコーデでセンスがUP
全身を一色でそろえるとセンスが良く見える
ワンカラーコーデというと、「コーデを組むのが難しそう…」と思われる方もいると思いますが、実は簡単にできます!
普段何気なく選んでいる、上下の色を揃えるだけです。
簡単なのに、これだけでオシャレに着こなせます。
NGコーデの写真を見ると、全体的にどこも派手な色だったり、柄があると、少しおばさんっぽく見えます。
ですがOKコーデのように、色味を統一するだけで、グッとオシャレになるのです。
迷った時こそワンカラーコーデ
以前ファッション系の番組で、アンミカさんが「ワンカラーコーデはオシャレ難易度が高い」とおっしゃっていました。
ですが迷ったときこそ、ワンカラーコーデを組むと良いです。
色を統一するだけでコーデが組めるので、色味のバランスを考えすぎることなく、時間も短縮できます。
棒ラインコーデで全身をスッキリ
頭から爪先まで、細長い長方形をイメージしてみて
全身の印象を「細長い長方形」にするだけで、大人体型を美しく見せてくれます。
他の言い方だと、「Iライン」や「縦ライン」と言われるものです。
棒ラインコーデで、大人体型が即着やせできる!
棒ラインコーデは、縦長のラインを強調することができます。
なので全身をほっそりと見せることができ、着痩せ効果があります。
またスタイリッシュで、オシャレにも見えます。
「ペンシルスカート」と「コンパクトなトップス」を合わせると、簡単に棒ラインコーデが出来上がります。
その他にも「ロングカーディガン」や「ガウンコート」も縦ラインをしっかりと出してくれるアイテムです。
Vネックで顔まわりを明るく
Vラインで顔のくすみ・しわが飛ぶ
私もVネックのトップスは、よく愛用しています。
なぜなら丸顔、首が短くても、それなりに見せてくれるからです。
Vネックを着るだけで、顔まわりの印象がグッと良くなります。
写真のNGコーデのように、少しでも首がつまっている服を着ると、首が短く、顔は大きく見えてしまいます。
より深く開いたVネックを選べば女性らしさUP!
画像出典:WEAR
より深く開いたVネックを着ると、女性らしさがUPします。
写真のように、カジュアルな格好でもカジュアルすぎず、女性らしさを出すことができます。
シャツにサングラスやメガネをかけると、よりVネックが強調されます。
視線を上に誘導作戦
上半身のアクセントに、ストールや明るめのトップスを
歳と共に、女性は重心が下へ落ちていきます。
妊娠・出産を経験すると、腰回りやお尻、お腹に脂肪がつきやすくなりますよね…
そこでピッタリな作戦は、相手の視線を上に集める方法です。
やり方はシンプルで、コーデの上の方にポイントとなるものを作って、自然に目がいくようにするだけです。
具体的な方法をご紹介しますね。
- 目立つ色をトップスにもってくる
- ストールやスカーフ、あるいはニットなどで首まわりにアクセントをつける
- 帽子やメガネを使って、顔周りにインパクトを持ってくることです。その時洋服をシンプルにしておくと、よりインパクトが効果的です。
ぜひ以下の写真を参考にして、トライしてみて下さい。
大人体型が選ぶ 基本のアイテム
ここで紹介する「基本アイテム」は誰もが持っているアイテムのはずです。
毎日着る服だからこそ、ここで紹介するポイントを押さえて頂くだけでも、あなたの日々の印象はグッと変わります。
基本のアイテムをしっかりと押さえていれば、毎日のコーデに迷うこともありません。
シャツは立体的なシャツ
シャツは、立体的なゆったりとしたサイズ感を選ぶとよいでしょう。
背中に切り替えやタックがあると、背肉を拾わないので、なお良いです。
白シャツはアイロンがけが面倒なイメージですが、最近はアイロンがけ不要なシャツもよく売られています。
ニットはVネック
歳を重ねると共に、丸首の服が似合わなくなってきます。
Tシャツが「体操服」に見えてしまうなんてことも…
大人体型の女性には、ワンサイズ上のゆったりとしたサイズで、Vネックが深めの服を選ぶといいです。
ジーンズは黒一択
ジーンズといったら、ブルージーンズのイメージですが、大人体型には黒ジーンズがピッタリです。
ブルージーンズよりも下半身がシャープに見え、どんなトップスにも合わせやすいです。
素材は、履いていて楽なストレッチ素材がいいでしょう。
テーパードパンツはストライプ柄
縦ラインでスタイルアップができる、ストライプ柄のテーパードパンツがおすすめです。
大人の脚をきれいに見せてくれます。
ゆったりシルエットのニットやシャツに合わせると、スッキリきれいめのカジュアルに仕上がりますよ。
ブリーツスカートは濃い色と光沢のある素材
プリーツスカートは、大人になっても着こなしやすいスカートです。
プリーツの縦ラインで細く見えるし、女性らしいエレガントさを出すことができます。
選び方のコツとしては、
- 濃い色の光沢のあるものを選ぶこと
- 膝下5〜10センチがベスト丈です。ふくらはぎの一番太い部分が見えないようにしましょう。
トレンチコートはベージュよりも黒
トレンチコートと言ったら、ベージュ色のイメージですが、大人女性には黒色のトレンチコートがベストです。
それに加えて、ロング丈で光沢のあるものだと尚良しです。
黒だと引き締め効果が、ロング丈だと「棒ラインコーデ」ができ、全身をスッキリと見せることができます。
中に来る服を選ばないのも、良いですね。
靴はショートブーツ
ショートブーツは、スカートにもパンツにも合わせやすい、優れものです。
しっかりと地に足がつくので、歩きやすいです。
素材は、本革かスウェード生地がいいです。
スカートの場合、黒タイツに黒ショートブーツにすると、脚長効果があります!
スニカーはスウェードかベロア素材
画像出典:WEAR
子どもから大人まで、幅広く使われる靴は、スニーカーです。
大人女性がスニーカーを履くと、カジュアルすぎてしまうこともあります。
なので、高級感のあるスウェードかベロア生地を選ぶといいです。
「先尖ったフラットシューズ」がシュッとした印象に
画像出典:WEAR
大人女性にとって「フラットシューズ」は重宝されているアイテムです。
フラットシューズを選ぶなら、先の尖っているものを選んでみて下さい。
大人体型の場合、体のシルエットが丸み帯びているので、足下はシュッとしめた方が、全体のバランスが整います。
やってはいけないNGコーデ集
歳を重ねるにつれ、「若い頃に似合っていた服が似合わくなった」ということがあります。
なので若い頃と服装を変えていない方は、歳相応でないNGコーデをしている可能性があります。
そうすると太って見えたり、老けて見えてしまうことがあります。
意外にもここで紹介する「NGコーデ集」は、皆さんがやりがちなことかもしれません。
ボーダーには細心の注意を!
大人カジュアルのアイテムとしても、「ボーダーアイテム」が人気あります。
なんとなくでボーダーの服を買ってしまうと、後から「あまりしっくりこない」「昔は似合っていたのに、今はなんかビミョウ…」なんてことになりかねます。
大人体型の方は、写真のNGコーデのような、体のラインをピッタリと拾うものはNGです。
大人体型の方がそれを着ると、一気におばちゃんらしくなってしまいます。
ボーダーの服を選ぶ際は、写真のOKコーデのようにゆとりのあるサイズのものを選ぶとよいでしょう。
ヨレヨレジーンズは安っぽく見える
10代、20代と若い頃に履いていたジーンズを、そのまま30代以降に履き続けるのは危険です!
若い世代だとダメージジーンズは、カジュアルでこなれた感じが出せます。
ですが30代移行の世代になってくると、安っぽい印象に見られることがあるのです。
そこでオススメなのは、「ゆったりとした濃い色のジーンズ」です。
ハードなダメージ加工がない深い紺色で、形は程よくゆるみのあるものを選びましょう。
花柄はトップスに持ってこないこと
花柄はどの世代の方にとっても、素敵な柄ですよね。
若い世代だと、いろんな型の服に挑戦しやすいのですが、大人世代になってくると、着こなしに注意が必要になります。
写真のNGコーデのように、花柄をトップスにもってくると、おばさん感が一気に出てしまいます。
つまり「トップスは無地・ボトムスを花柄」にすべきなのです。
たったこれだけなので、この着こなしで、花柄を女性らしく上品に着こなすことができます。
また上半身にボリュームがある方も、花柄をボトムスにもってくることで、スッキリと着こなせます。
普通のTシャツはくたびれた感がでる
普通のTシャツを30代以降の方が着ると、くたびれた印象に見えることがあります。
ですが、しっかりとポイントをおさえて選べば、似合うTシャツはたくさんあります。
ポイントを5つまとめました。
- 黒や紺色の引き締めカラーを使用する。
- 首回りは広めのものを選ぶ。
- 柄やロゴ、フリルなどで視線を上に誘導する
- 二の腕が隠れるものを選ぶ。肩ギリギリのフレンチスリーブも避けて下さい。
- お腹やお尻が適度に隠れる丈を選ぶ。ですがズルズル長すぎる丈はだらしなく見えるため、注意。
以上の5点に気を付ければ、Tシャツをキレイに着こなせますよ。
ゆったりとゆったりはドラム缶化しやすい
上半身も下半身もどちらも気になるからと、「ゆったり+ゆったり」のコーデをしたら、後ろ姿が「ドラム缶」になってしまいます。
上下共にゆったりだと、かえって太く見えます。
細い部分を見せることで、身体全体がほっそりと見える効果をねらって、コーデを組みましょう。
例えば写真の OKコーデのように、あえて袖にボリュームがあるものを選ぶことで、手が細く見えるテクニックがあります。
フリフリは大人には甘くなりすぎる
ついついフリフリの服は「かわいい」と手に取りたくなりますよね。
ですが、プチプラのペラペラな安っぽい生地だと、安っぽい印象にうつってしまうこともあります。
それにフリフリをトップスにもってくると、上半身にボリュームが出て、太って見えます。
こんな時に大人女性でも「可愛く見せるアイテム」があります。
それは「ギンガムチェック」です。
シャツやパンツ、ワンピースなど色々なデザインが売られています。
ギンガムチェックは、程よい大人の可愛さが醸し出されるので、大人女性にはピッタリな柄です。
膝上のタイトスカートはアウト!
以前は膝上ぐらいのタイトスカートが流行りでしたが、今はロング丈のタイトスカートが流行りですよね。
大人世代にとって、ロング丈のタイトスカートはピッタリなアイテムなので、選びやすいですね。
膝を出しても素敵なのは、せいぜい30代までと言われています。
そこで大人体型の方にオススメの丈は、膝下からくるぶしの間の丈です。
「フェイクレザーやツイード」のようなしっかりとした素材を選べば、さらにオシャレに見せることができます。
まとめ
ここまで大人体型を攻略するポイントやコーデ、基本アイテムについてご紹介しました。
大人体型の方だけでなく、ぽっちゃり体型の方にもオススメできる内容でしたね。
大人体型を攻略するOKコーデを参考に、NGコーデはできるだけ避けるように意識しましょう
全てを参考にするのは難しいので、どれか一つでも試してみると、あなたの印象がガラッと変わるかもしれません。
本記事は、服飾戦略スタイリストの窪田千紘さんが書かれた【大人体型の「きれい」を引き出す 着こなしの作戦】という書籍を参考に作成しました。
ここでは書かれていない「大人体型の着回しコーデ」や、「大人体型あるあるのお悩みの解決策」などより沢山のアイディアがつまっています。
この内容についてもっと知りたい方は、ぜひ手にとって見てみて下さい。
大人体型でもオシャレを存分に楽しみましょう♪
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