- 仕事ができる女性になりたい
- ビジネスマナーを知りたい
- 円滑にコミュニケーションをとりたい
- 冠婚葬祭の基本的なマナーを知りたい
おはようございます。スタッフのminoです。
今回はこのようなお悩みを解決できる、ビジネスマナーについての記事をご用意しました。
マナーとは「思いやりの気持ちで、周囲に表すこと」です。
マナーができる女性には、気がかりがなく、接しやすいため、円滑にコミュニケーションもとりやすいです。
ビジネスにおいても、マナーは必須です。
取引先や上司に対して、マナーができる女性は、コミュニケーションがとりやすく、仕事も任されやすいです。
本記事では、30代の女性の方には必ず知って頂きたい「ビジネスマナー」についてまとめました。
前半では「話し方・身だしなみのマナー」について、後半では「食事や冠婚葬祭の基本的なマナー」についてご紹介しています。
30代の女性の方にとって為になることなので、最後までぜひご覧になって下さい。
お時間がなければ、気になるところだけでもピックアップしてみてくださいね。
品のある話し方
何気ない言葉でも「相手にとって違和感を感じさせない、品のある言葉であること」が好ましいです。
ここでは品の良さや知性を感じさせる話し方のポイントをご紹介します。
「お」をつけたい4つの言葉
言葉遣いが良くて、嫌な気がする人はいないですよね。
言葉遣いの全てに気を配ることは、大変かもしれないので、これだけでも試してみてください。
それは4つの言葉に「お」をつけることです。
- 料理
- 化粧
- 箸
- 風呂
お料理、お化粧、お箸、お風呂と、「お」をつけるだけで丁寧な印象になります。
例えば「風呂に入ってきます」と言うと、少し乱暴なようなに聞こえます。
ですが「お風呂に入ってきます」と、「お」をつけるだけで、丁寧で品のあるように聞こえますね。
4つの言葉以外にも「お」をつけると、より良い印象に聞こえる言葉があります。
できたら以下の言葉も「お」をつけて話せると尚良いです。
- しょうゆ
- 砂糖
- 塩
- 米
- 味噌汁
- うどん・そば
- 豆腐
クッション言葉をそえる
相手にお願いしたり、お尋ねしたり、お断りを入れる際は、ストレートに話すと相手にきつい印象を与えてしまうことがあります。
そのような時は、クッション言葉を前置きにして話すと、柔らかい印象で伝わり、より円滑にコミュニケーションが取りやすいです。
「恐れ入りますが」「失礼いたします」「すみませんが」「申し訳ありませんが」などは、一般的によく使われます。
これ以外にもクッション言葉のバリエーションを増やしておきましょう。
「お差し支えなければ」「ご迷惑でなければ」「失礼かと存じますが」など、ボキャブラリーの豊富さが、品の良さを感じさせます。
私が会社勤めの時に、よく使用したクッション言葉は、「お忙しいところ、申し訳ありません。○○でよろしいでしょうか」です。
目上の方にお話しをする時は、このようなクッション言葉をよく使っていました。
クッション言葉を使用するだけで、相手と円滑にコミュニケーションが取りやすくなります。
尊敬語と謙譲語を正しく使う
「受付で伺ってみて下さい」という言葉をよくお聞きします。
ですが「伺う」は謙譲語なので、本来なら「受付でお聞きいただけますか」が正しいです。
このように謙譲語と尊敬語を間違って使用している方は、少なくはないです。
20代の方だけではなく、30代の方でも間違った使い方をしている人を見かけます。
このような中で、敬語を正しく使える人にはやはり好感が持てます。
言う・話す
行く
いる
聞く
目上の方にはNGとされている表現
若者言葉、流行り言葉を使わない
「ムリ!」「やばい」「マジですか!」「だるいですよ」など、このような若者言葉を日常的に使っていると、ついつい上司に対して使ってしまう可能性があります。
このような言葉遣いで話されたら、いくら仕事ができたしても、疑問符がつかれそうです。
言葉遣いで、人間性を見られてしまうこともあるので、若者言葉や流行り言葉はできるだけ使わないようにしましょう。
女性の身だしなみの基本
シチュエーションに合わせて、違和感のない身だしなみでいるのが、マナーです。
目につきにくい、細かいところまでお手入れされていると、さらに好印象です。
髪やスキンケアには手を入れる
髪や肌は、意外にも人がよく見ているところです。
髪や肌は一日で綺麗になるものではありません。
これらをを綺麗に保つには、日々のお手入れや、規則正しい生活を送ることが大切です。
美容院へ頻繁に行ったり、効果がある化粧品でケアすることでも、髪を綺麗に保てますが、睡眠や食生活が乱れていると、髪や肌もボソボソになってしまいます。
街で髪が綺麗な人を見かけると「清潔感がある女性」に見えます。
逆に髪が痛んでいたり、ボサボサな髪の人を見ると「生活に余裕がないのかな」という印象を見えます。
「美は一日にしてならず」とよく言いますよね。
規則正しい生活を意識して行動するだけでも、少しずつ変わります。
靴のインソールにも気を使う
靴のインソールは、見落としがちな部分ですね。
あなたの脱いだ後の靴が、見られていることがあるかもしれないです。
そうした時にも、インソールにも気を配っておくと、美意識や育ちが良い印象に見られます。
小さなバッグを持ち歩く
外出する際、女性の手ぶらはありえません!
レストランなどのフォーマルな場では、ハンドバッグを持つのがマナーです。
結婚式に出席する際、必ずハンドバッグを持っていきますよね。
ハンドバッグの中には、必ずハンカチとポケットティッシュを入れておきましょう。
その他にお懐紙やポチ袋もあると、尚良いです。
急なお誘いがあった場合でも対応できるように、仕事用のバッグの中に、小さめなクラッチバッグを忍ばせておくことをオススメします。
大人女性の必須アイテムは「万年筆」
目上の方へのお礼状、お詫びなどのお手紙には、万年筆を使用するのがベターです。
お受験の願書は、最近でも手書きのため、万年筆で書く方が良いです。
急な会食も困らない!基本的な食事マナー
マナーができているのかどうか、露骨に出てしまうのが「食事」です。
お箸やお椀の使い方など、基本的なことはおさえておきましょう。
基本的な食事マナーをおさえた上で、周りの方へ自然に気配りできると、さらに良いです。
基本の食べ方
お箸の取り上げ方
- 右手でお箸を取り上げます
- 右手で取り上げた状態で、左手で下から支えます
- 右手をお箸の下側へ移動し、持ち替えます
正しいお箸の持ち方
画像出典:農林水産省
- 上側のお箸は親指、人差し指、中指の三本で持つ
- 箸先から2/3の部分で持つ
- 箸先がしっかりとつく
お椀とお箸の扱い方
画像出典:kufura
- お椀を両手で取り上げ、左の手のひらにのせる
- 右手でお箸を取り上げる
- お椀の底にある指にお箸をはさんで固定する
- 右手にお箸を移す
汁物を飲む時のお箸の位置
汁物を飲む際、手に持ったお箸の箸先を正面に向けるのは、お行儀が悪いです。
持っているお箸は、お椀の中の具を押さえながら、汁をいただきましょう。
和食でしてしまいがちなNG集
画像出典:kufura
画像出典:kufura
画像出典:アラサー・アラフォーの婚活体験談
グラス・茶碗の持ち方
湯呑み
両手で持ちます。
片手で湯呑みの側面を持ち、反対の手を底に添えます。
コーヒカップ・ティーカップ
ハンドルに指を入れ、安定した持ち方をする。
優雅に見せたい時は、指をそろえてつまむように持ちます。
ワイングラス
日本では、ステム部分を持つのが主流です。
海外ではボウル部分で持ちます。
その場に合わせて、持ち方を変えましょう。
NGな食べ方
- お皿に盛らず、鍋から直接食べる
- 立ったまま食べる
- タクシーや電車など、公共交通機関の中で食べる
以上の行動は、忙しい女性がやりがちな行動ではないでしょうか。
仕事に行く前、朝にゆっくり食べる時間がなく、タクシーや電車で時々食べてしまう、なんてことありませんか?
私も昔はありました…笑
やってはいけない行動と分かっておきながら、時間がなくて食べてしまうことがありました。
ですがそのような所で食べるのは、周りから「常識がない人」に思われてしまいます。
以前、電車で納豆巻きを食べている方がいて、車内が納豆の臭いで蔓延していました…
臭いですごく気になりましたし、電車で食べないでほしいな、と思いました。
なのでそれからは、公共交通機関で食べることをやめました。
気をつけて食べていたとしても、食べカスが落ちてしまうこともありますし、やはりこのようなところで食べるのは、大人の女性としては、やめておきべき行動ですよね。
和食マナー
和室では素足はNG
事前に和室でのお食事と知っていたら、素足は厳禁です。
ストッキングを履いていくか、または白い靴下を持参して、玄関で履いても良いでしょう。
急なお呼ばれで用意がなければ、最近ではコンビニでも売られていることも多いので、コンビニでストッキングを調達しましょう。
脱ぎはきのしやすい靴を履く
事前に座席と分かっている場合は、脱ぎ履きのしやすい靴で行くのがベターです。
脱ぎ履きに時間のかかるブーツなどだと、玄関でもたついてしまい、他の方をお待たせしてしまうかもしれません。
このような状況を避けるため、パンプスなど脱ぎ履きのしやすい靴が好ましいです。
高級和食店で気をつけたい3つのこと
- 大きな指輪やブレスレットを身に着けるのは控えましょう(塗りの器を傷つけないようにします)
- 香水、整髪剤、柔軟剤など、香りには十分に気をつけましょう。香水はつけていかない方がベターです。料理は香りを楽しむものでもあるため、香水などの強い香りをつけていくと、入店をお断りされる場合があります。
- タイトや丈の短いスカートは避けましょう。ノースリーブを着ていくなら、羽織りを持参しましょう。
骨付きのお魚の食べ方
画像出典:和食の旨み
誰かとお食事に行く際、特に気をつけて食べたいのが「焼き魚」です。
逆に焼き魚をきれいに召し上がると、好印象に見られます。
焼き魚の食べ方としては、上身から召し上がり、中骨を上手にはがし、下身に移動して、最後まできれいに召し上がります。
この時、頭から尻尾にかけて食べるようにしましょう。
さらに食べ終えた後に、骨やひれをまとめてお懐紙で覆うようにしておくと、気遣いができるように見られます。
レストランマナー
席を立つのはデザート以降に
レストランではお食事中に、席を立たないのがマナーです。
せめてデザートまでは席についているようにしましょう。
レストランでは手を上に置く
ヨーロッパでは席についたらテーブルの上に手を置くのがマナーです。
これは武器を隠し持っていない証として、という意味があります。
テーブルの上で、手をどのようにして置くのか分からない、と言う方は、両手を軽く組むと、エレガントな雰囲気に見せれます。
ナイフとフォークの持ち方
画像出典:macaroni
- 右利きの方であれば、フォークは左手に、ナイフは右手に持つ。左利きはこの反対で持ちます。
- ナイフとフォークを持ったら、お皿の上でハの字になるように持ちます。
- ナイフは軸の背の部分に人差し指を添え、残り4本の指で軸を握ります。
- フォークは背を上に向けて持ち、人差し指を軸に添え、残りの4本の指で軸を握ります。
ナイフとフォークの置き方
食事中
食事中に席を立ったり、飲み物を飲む時に、カトラリーから手を離しますよね。
その時、お皿に料理が残っていて食事中の場合は、ナイフを右に、フォークを左に、ハの字になるように置きます。
この時ナイフの刃は内側になるように、フォークの背が上になるように置きます。
食後
お皿の料理を食べ終えたら、フォークとナイフを片側に寄せます。
この時ナイフの刃は内側に、フォークの腹を上にして置きます。
基本的には右側に寄せておきます。
知っておこう!カトラリーのタブー
- お料理をカットする際、カチャカチャと音をたてる
- お料理の上にカトラリーをのせる
- 落としたカトラリーを自分で拾う
- カトラリーを持ったままナプキンを使う
- カトラリーを持ったまま、身振り手振りする
引用:「育ちがいい人」だけが知っていること
ウェイターを呼ぶときは目で合図する
フォーマル度の高いレストランでは、ウェイターの方に目で合図します。
「すみません!」と大きな声で呼んだり、手を高く上げて呼ぶのは、品のないふるまいなので、やめておきましょう。
結婚式のマナー
20代後半から30代にかけて、結婚式にお呼ばれされる機会が増えてきます。
その際恥をかかぬように、結婚式について最低限のマナーを知っておきましょう。
結婚式のゲストマナー
お祝い金はどのくらい包むのか
一般的に、親族は5〜10万円、友人・知人は3万円、仕事関係の方は3〜5万円ほどと言われています。
夫婦で参加して、引き出物が一つになる場合は、5万円を目安にするといいです。
結構式当日は、お祝い金を新札で用意し、ご祝儀袋に入れ、ご祝儀袋を袱紗に包んで持参しましょう。
女性ゲストの服装
画像出典:ゼクシィ
「華やかさ」と「きちんとした」ドレス・着物を選びましょう。
その際白色のドレスは、花嫁の色とされているので避けます。
華やかな中にも、礼節をわきまえた服装で、参列しましょう。
素材はコットンや麻、ニットなどはカジュアルに見えるため、結婚式にふさわしくありません。
これらの素材を避けて、さらっとしていて、シワがつきにくい素材が好ましいです。
デザインは、できれば袖があり、膝が隠れる程度のスカート丈がオススメです。
ノースリーブでも良いのですが、上に一枚はおれるものも用意していきましょう。
席札やメニューは持ち帰るべきなの?
画像出典:ゼクシィ
席札やメニューは持ち帰らなくても、マナー違反とはなりません
ですが最近では、席札の裏にメッセージが書かれていたり、新郎新婦のこだわりがあるような席札・メニューでしたら、お持ち帰りした方が、新郎新婦も嬉しく感じて下さると思います。
結婚式主催者が押さえておきたいこと
ゲストの車代はどこまで?
遠方からわざわざ来て下さる方には、なるぜく負担を少なくしてあげたいですね。
一般的に交通費は招待する側が全額、もしくは半額や一部を負担するものと考えられています。
宿泊代においても同様です。
仲人へのお中元、お歳暮はいつまで続けるのか
一般的に3〜5年は続けるべきと言われています
その後交流がないなら、5年すぎた段階でストップしてよいでしょう。
その際ストップするタイミングには気をつけましょう。
夏のお中元でストップするのではなく、お歳暮まで続けましょう。
お中元よりも一年のお礼であるお歳暮の方が優先です。
またお中元だけカットして、お歳暮だけを何年かお贈りしても大丈夫です。
お通夜・葬儀参列のマナー
30代だと、お通夜や葬儀などに参列する機会が少ないため、いざ参列するとなった時には、マナーについて確認しておく必要があります。
ここでは「お通夜・葬儀に参列する時のマナー」についてご紹介します。
お通夜での服装
お通夜では、洋装の喪服を着ていきましょう
お通夜の参列者の服装として適しているのは、洋装の喪服(ブラックスーツ)です。
かつては、喪服での参列は好ましくありませんでした。
というのも「取り急ぎ駆けつける」という意味で普段着に近い装いで向かうべきと言われていました。
ですが今はお通夜を知らせて、ある程度経ってから行われることが多くなりました。
そのため準備もでき、普段着で来る方もいらっしゃらないため、洋装の喪服で伺うのがベターです。
「和装の喪服」は、未亡人または、故人に近い親族が着るものなので、参列者の方は控えておいた方がよいでしょう。
口紅やシャドウ、チークを薄くするなど、メイクには気を付ける方はいらっしゃると思いますが、ネイルは見落としがちです。
マニュキュアをしているのであれば、落としてから参列するとよいでしょう。
ジェルネイルなどのように、すぐに落とせない場合は、冠婚葬祭ようの黒い手袋があるので、それを着用しましょう。
お通夜での振るまい方
お通夜でのお焼香の後に、喪主から食事が振る舞われます。
これには、僧侶や弔問客に対する感謝の意や故人の思い出を語る場、故人との最後のお食事という意味があります。
なので短い時間でもいいので、一口お箸をつけるのが礼儀です。
お酒も同様に、口を湿らすぐらいにしておき、宴会ではないので飲み過ぎないようにしましょう。
まとめ
ここまで「基本的なビジネスマナー」についてまとめました。
30代女性の方には、どれも知っていただきたい内容です。
「すでに実践していた内容だった」と言う方は、素晴らしいです!
30代女性の方に、特におさえておきたいのは「食事マナー」です。
30代にもなると、会食に行く機会が増える方もいらっしゃると思います。
ここでお話しした基本的なことは、さらっとできるようにしておきましょう。
20代では多少ビジネスマナーができていなくても、許されたかもしれませんが、30代にもなると、そういう訳にもいきません。
ビジネスマナー初心者の方は、まずはこの記事の内容から、実践してみて下さいね。
マナーについて幅広く知りたい、という方は、ぜひ以下の書籍を参考にしてみて下さい。
本記事では【「育ちがいい人」だけが知っていること】を参考に、作成しました。
ここではビジネスマナーをメインにご紹介しましたが、この本には「上品なふるまい」や「公共の場でのふるまい」、「贈り物・お招き」などマナーについて幅広く書かれています。
マナーが自然にできる女性なり、「仕事ができる女性」になりましょう♪
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