怒りに振り回されない自分になる!感情を整えるためのマインドセットと対処法

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こんにちは、Stylewearスタッフのsasaです。最近一気に暑くなりましたね。暑いだけで、何気ないことにイラッとしやすくなる、そんな経験ありませんか?

誰かの一言にカチンときたり、思い通りにいかないことにイライラしたり…。

怒りって、気づいたら湧き上がってきて、自分を飲み込んでしまうことがありますよね。

あとで「言いすぎたな」「なんであんなに怒ったんだろう」なんて後悔することも。

でも、怒りは決して悪者ではありません。

怒りは心の反応のひとつで、自分を守ろうとして出てくる大事なサインなんです。

問題なのは、その怒りに振り回されてしまうこと。

本記事では、怒りの正体を知ること、どうすれば冷静に対処できるか、またうまく付き合うコツについてまとめています。

*怒りは自分そのものではなく、適切に扱い表現することで問題解決手段にもなる
*怒りは心の緊張がほぐれたサイン、素直に感情を解放することでストレスや疲労の軽減になる
*怒りを感じた時は冷静に客観的にみることが大切。どうしても我慢できないときは応急処置を。

怒りは我慢するのでもなく、爆発させるのでもない。

ちょうどいいバランスで向き合えるようになったら、人間関係も自分自身の気持ちも、もっとラクになっていくはずです。

一緒に、怒りとの新しい付き合い方を見つけていきましょう。

怒りの正体と向き合う


画像出典:Pinterest

*怒りは「自分そのもの」ではない

怒りは自分の一部ではないと意識することで、怒りに支配されずに冷静な自分を保つことができるようになります。

つまり「私が怒っている」のではなく、「私の中で怒りという反応が起きている」と捉えます。

感情は抑え込むのではなく、怒りが湧いた時に冷静でいられるための意識の持ち方を身につけることが大切。

怒りはただの反応であると分かれば、その反応を少しずつコントロールする余地が生まれます。

*怒りの本質は自分の内面にある

怒りの背後には、過去の傷や抑圧された感情があることが多く、怒りの本質は自分の内面にあります。

過去の許せないことや悲しさを忘れられずにためてしまうと、「これだけ我慢したんだから私は怒って当然だ」という考えになり、自分の怒りを正当化しようとします。

自分の怒りを正当化すると、相手の悪い部分ばかりに目が向くようになりますね。

そんな時には「怒っている私」ではなく、「怒りを感じている私」と表現するようにします。

怒りと私の距離感を少しずつ育てることで、怒りメガネから素敵眼鏡をかけて過ごせるようになります。

*怒りは悪ではない


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怒りは適切に扱うことで、自己主張や問題解決に向けた重要な手段となります

怒ってはいけないというのはただの思い込みです。

怒りを抑え込むことによってストレスや不満が蓄積し、最終的に爆発してしまうからです。

他人が怒鳴り散らしてることに対して「みっともない」と感じるのは、あくまでもその人の怒り方や状況に対する感想。

そこから学ぶのは、自分は怒りとどのように付き合い、どう表現するかということです。

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感情に振り回されないための視点

*怒りは心の緊張が解かれているサイン

怒りが表に出ているという状態は、自分が安心している証拠です。

なぜなら、人は緊張が高まった状態だと表情が硬くなり、感情が閉ざされてしまうからです。

緊張が解かれ心に蓄積されていたエネルギーが解放されると、その怒りがどこからきているのか考えるきっかけとなり、自分と向き合うプロセスに変化します。

感情を解き放つことで心の重荷が軽くなり、心地いい状態へと向かっていきます。

*感情を素直に解放しストレスや疲労軽減

自分の感情を解放する練習として、あえて自分の中のイライラやもやもやに目を向ける時間を作るようにします。

例えば、お風呂場でタオルに向かって叫んでみたり、枕に顔を押し当てて「あー!」と言ってみたり。

日常生活では、無意識に自分の怒りの感情を抱くことを抑え込んでいるから、リラックスできる場所で声に出して感情を出す練習を続けます。

感情を解放する練習を続けることで、怒りを適切に表現できるようになりますよ。

また、抑えていた感情が解放されることで、ストレスや疲労が和らいでいくのが分かります。

怒りの感情を抑え込むために、多くのエネルギーを使っているからですね。

感情を解放することを繰り返すことで、自分の心も確実に成長させていけます。


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*感情には意味づけしすぎない

大人になると、感情に対してストーリーを勝手に作り上げてしまうので、その結果感情が長続きしてしまいます。

特に怒りの感情は引きずってしまいがちなので、「怒りは一時的な現象である」と捉えるようにします。

少したちどまって考えてみると、相手に対して絶対に許せないという気持ちを抱えていることは多くありません。

赤ちゃんは泣いてたと思ったらすぐ笑ったり、感情をいつまでも引きずりませんよね。

怒りは瞬間的に湧くものであり、ストーリーに深く結びつける必要はありません。

一瞬の感情に、余計な意味づけをしないことが大切です。

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 怒りの応急処置法(セルフケア)

怒りがどうしても我慢できない時にためして欲しい8つの事をまとめてみました。

自分に合う応急処置法を見つけてみてくださいね。


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【距離を取る】その場を離れ、深呼吸や外の空気でリセット

シンプルにその場を離れてみます。

外に出て、新鮮な空気を吸ったり、深呼吸するだけでも心はリセットされます。

物理的に距離を置くことで、問題を客観的に捉えられるようにもなりますよ

【体を動かす】軽い運動やストレッチで怒りのエネルギーを発散

怒りが続くと、心だけでなく体にも負担がかかります。

そんな時は、体を動かしてほぐすことが必要。

軽い運動やストレッチで、体を動かして怒りのエネルギーを健全に発散します。

【空間を整える】部屋の片付けやお茶の時間が心を落ち着ける

物理的な乱れも、心の不安定さをより招くので、部屋の片付けをします。

机の上や本棚など、身近な場所から始めるといいですね。

身の回りが整うと頭もスッキリするし、怒りやストレスを和らげる効果もあります

【お茶の時間】ゆっくりとコーヒーやお茶を飲む時間を作る

コーヒーやお茶を入れると言った単純作業が、気持ちをリセットする時間にもなります。

またコーヒーやお茶の香りは、ストレス緩和に効果的です。

【成果を記録】ポジティブに目を向ける習慣が自己肯定感を高める

苛立ちという感情は一度頭の中に入るとこびりついてしまいます。

他のことに集中することが難しくなるので、自己評価の低下にもつながってしまいます。

怒りを覚えた時には、今日自分があげた成果に目を向ける習慣を作るようにしてください。

些細なことでも日々の成果をリスト化することで、ポジティブ要素が少しずつ浮かび上がってきます。

自分の成長や達成に集中することで、自己肯定感も高まりますよ。

【アウトプットする】紙に書く、信頼できる人に話すなどで感情を吐き出す

心の中のモヤモヤは、紙に書き出すことで感情や考えが視覚的に捉えられるようになり整理できます。

視覚的に整理された情報を見ると冷静に状況を判断できるようになるので、心の中でもやもやしていた思考の混乱が収まります。

また、信頼できる人に思い切り話してみるのも有効です。

相手が共感やアドバイスをしてくれることで、「こんな風に考える必要がなかった」と気づくからです。

また、客観的に自分の気持ちを見直す余裕も生まれます。

感情を無意識のうちに抑え込んでいると、疲れやストレスの原因となります。

意識的にアウトプットする時間を作ることが重要です。

【呼吸・瞑想】1分の瞑想や呼吸で思考から距離を置く

わずか1分でできる瞑想は、手軽に心を鎮められる方法です。 

目を閉じて、空気をゆっくり鼻から吸って口から吐くようにします。

呼吸に意識を集中させることで、思考と距離を置きます。

瞑想するためだけの時間が取れないなら、お風呂や就寝前など、普段の生活の中でリラックスできる環境で、同じ動作を取り入れてみてください。

【視点を変える】怒りの裏にある「気づきのチャンス」を探す

イライラした時、「これは変わるチャンスかもしれない」という風に、見方を変えるだけで怒りの感情が和らぎ、心が落ち着きます。

最初に受けた感情や印象だけにとらわれず広い視野を持つことで、状況を冷静に受け止めることができます。

例えば、電車が5分遅れていたら「5分ゆっくりできるな」という風に考えます。

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怒りの本質的解決とは

怒りを本質的に解決するためには、発生する前段階での対処が必要です。

だからといって、対人関係をよくするために努力してコミュニケーションをとっても、怒りからは完全に解放されることはありません。

コミュニケーションの改善は、怒りから解放される次第の氷山の一角に過ぎないからです。

必要なのは 相手とのやり取りではなくて、自分の内側にある感情のパターンを理解すること。

怒りを感じた時こそ冷静な対応で客観的に見ることが大切です。

怒りを本質的に解決したい人におすすめの一冊はこちら。

怒りの先にある本当の望みを明確にするためのワークが記載されています。

継続することで怒りの解放や心のケアを越え、本当の自分の気持ちと向き合うことができるようになりますよ。

最近イライラすることに悩んでいる人は、ぜひご一読ください!

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