センスいい人がうらやましい。私はセンスがないからなぁ…
自分らしくいたいけど、何をすれば良いのか、分からない
先輩は他人の気遣いもできて、仕事の習得も速くて、あこがれ!
でもどうしたら、あんな風になれるだろうか…
おはようございます。スタッフのminoです。
今回はこのようなお悩みを、解決できる記事を用意しました。
センスが良くて、周りの気遣いもできて、仕事も速い、憧れのあの人。
そのような方は「感性」が高いです。
「感性とは、生まれもった才能や能力」だと思われる方もいらっしゃいますが、実は誰でも、今から身につけることができます。
本記事を読み、その実践方法を習慣化すると、感性を育てることができます。
そして周りを見れて、自分軸を持って決断し、行動できる人になれます。
本記事では「感性について」や「感性を養う方法」について、詳しくお話しします。
周りがあっと思うような、憧れの人に、あなたもなりましょう♪
感性とは?
先ほど「感性」というワードが出ましたが、実際にその意味についてお話ししていなかったので、この章で詳しく話していきますね。
あなたは「感性のある人」とは、どのような方を想像しますか?
私は「センスがある人」という意味に、初めは思っていました。
感性がある人とは、生まれ持った美的センスを持っているイメージで、私のような凡人には遠いものだと感じていました。
では辞書から「感性」の意味を調べていきましょう。
【感性】とは、
①心理学で、外界の刺激を受けて、それに対応する感覚内容をまとめる働き。
②哲学で、直接に見聞きする主観的な認識。理性によって整理されて、真の認識となる。
引用:日本語大辞典(講談社)
まとめると、感性とは「外界の刺激を受けて、感じ取り、整理すること」という意味です。
ある花の絵を見て「花だな」と単純に思う人がいれば、画家の作品の意図をくみとり、感銘する人もいるでしょう。
そうなるためには、細部まで観察する視点や、作品に対する興味や知識がないと、深い気づきは得られないでしょう。
なので「感性がある」というのは、「外からの刺激を深く感じ取り、それを吸収、蓄積し、自分の価値観で判断できる能力が高い」ということです。
感性がある人の特徴
「感性がある人」は、正解のないことに自分の価値観で答えを出せます。
感性がある人と聞くと「センスの良い人」という表面的なイメージがありました。
ですが実は、その人の考えや生き方など、内面的に関係しているのです。
「正解のないことに答えを出す」と言うと、少し難しく感じるかもしれません。
簡単に言うと、自分に似合うもの、自分だけの価値観、これからの生き方などを自分で考え、決め抜くということです。
感性のある人は、情報があふれる世の中で、メディアや周りに流されることなく、自分の価値観で、物事を決めることができます。
感性のある人と聞くと、それは生まれ持った「才能」や「能力」だろうと思う方もいらっしゃると思います。
ですが「感性」は日常の習慣によって、誰でも高めることができるのです。
あなたの習慣を意識して変えるだけで、しだいに「感性」が養われます。
次章では感性を養うために、どのようにして習慣を変えればよいのか、「感性を養うための5つ方法」をお伝えします
感性を養うための5つの方法
どのようにして感性を養うことができるのか、この章でお話ししていきます。
「感性のある人」には、ある5つの習慣が共通しています。
それは「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」です。
本記事では、この5つの習慣にそってお話しします。
「観察する習慣」とは、身の回りの細部や変化に気づく習慣です。
これが身につけば、他人では気づかないことも気づくことができ、見る世界が広がります。
「整える習慣」とは、空間や心を整える習慣です。
身につくことで、観察した情報を冷静に正しく判断できます。
「視点を変える習慣」とは、物事を多面的に見る習慣です。
これができると、世間や常識に流されず、本質的な発想を手に入れることができます。
「好奇心を持つ習慣」とは、これまで気にかけていなかったことに興味を持つ習慣です。
いろんなことに興味を持つことで、自分の知識や教養を広げることができます。
「決める習慣」とは、小さなことにも、自分で決断していく習慣です。
これが身につくことで、自分の中での判断軸ができて、決断を早くすることができ、自信を持って決めることができます。
感性を養う「観察する」
感性のある人は、身の回りの細かいことや小さな変化に気づきます。
見ていても、他人とは違う気づきがあり、様々な感覚や感情を得ることができます。
「観察する習慣」を養うための3つの方法を紹介します。
気温をあてる
最近はテレビやアプリなどで、気軽に、気温や天気の情報を手に入れることができます。
そんな世の中ですが、自分の感覚で、気温をあてることを習慣にしてみて下さい。
人間の感覚器官は優れていて、意識することで、あらゆる情報を得ることができます。
人間には、味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚の五感があります。
お茶を飲んでいて「この水は冷たいな」と味覚で感じることができます。
人間は何気ない行動でも、五感によって様々な情報を日々得ているのです。
例えば窓を開けて、肌にあたる風を感じて「気温は何度で、湿度は何%ぐらいだろう」とあててみてください。
「25〜28度くらいかな」と大体ではなく、「26度だろう」と具体的に考えてみてください。
実際の気温と比較して、自分の予想が当たってたら、自分の感じた感覚を覚えておいて下さい。
その経験が蓄積されると、自分の感覚と記憶の関連が記憶づけられているでしょう。
「このくらいの気温なら、上着はいらないな」など、自分の感覚で判断できるようになります。
同時にこなすように意識する
一度で複数こなす習慣を身につけると、周囲を観察する意識が高まります。
例えば夕方になり、二階へ物を置くついでに、戸締りをする、手洗いのついでにタオルを変えるなど、日常でも行うことができます。
主婦の方は、効率良く家事をすませたいと思うので、このような意識が自然と身についているかもしれないですね。
この意識を持っていると、会社で移動する時も、家で移動する時も、自然と周りに意識が向くようになります。
季節を表す言葉を覚える
季節を表す言葉を覚えると、気候に意識が向き、観察する力が養われます。
「四季」は一年を4つに分けたものですが、それをさらに細かく分けたものに「二十四節気」があります。
二十四節気をさらに3つに分けたのを「七十二侯」と言います。
「七十二侯」は、気象の動きを詩的な文章で、表現しています。
例えば8/2~6頃を「大雨時行」といい、「大雨が時に降る」という意味があります。
10/13~17の間は「キクの花が咲き始める」という意味で、「菊花開」と言います。
このように季節が具体的に表現されているので、その季節の情景が想像しやすいですよね。
このような季節を表す語を覚えると、自然と周りに意識が向き、見方が変わってきます。
感性を養う「整える」
感性のある人は、周りから受けた情報や自分の感情を、冷静に受け止めることができます。
「整える習慣」が身につくと、物事を冷静に判断できるようになります。
「整える習慣」を養うための3つの方法を紹介します。
掃除する習慣を身につける
「部屋の乱れは心の乱れ」と言います。
部屋が散らかっていたり、掃除が行き届いていない環境で、心を整えようと思っても難しいでしょう。
忙しさを理由に、掃除が行き届かないという方もいらっしゃると思います。
そのような方はまずは、毎日5分間掃除をすることを始めてみましょう。
決まった時間や隙間時間で、掃除する習慣を身につけましょう。
忙しく3分しか時間がない場合は、光物を掃除するといいでしょう。
例えばシンクの蛇口や鏡など、光る部分がきれいになるだけで、目に見えて綺麗になったのを感じることができます。
5分あれば、部屋全体を掃除機かけましょう。
30分あれば、冷蔵庫や食器棚のモノを出して、拭き掃除してみましょう。
毎日少しずつきれいに整えていくことで、脳内を整えてることができ、クリアに物事を考えることができます。
よく使うものを手前に置いてみる
掃除する習慣が身につけることができたら、次はモノの配置を考えてみましょう。
例えば、いつも使う食器が食器棚の奥にしまわれていて「毎回取るのが面倒だなぁ」と思ったことはないですか?
面倒だと思いつつも、それが当たり前になってしまうことも少なくありません。
私も意識してみると、いつも使う食器なのに、奥にしまわれているのがいくつかありました。
奥から食器を取ると、お皿を傷つけてしまうリスクがあります。
いつも使う食器を手前に置くことで、このようなリスクを減らすことができ、ストレスも軽減できます。
まずは食器棚から整えてみて、クローゼットや靴箱も、よく使うものは取りやすい配置にして整理しましょう。
定期的にモノの配置を見直すことで、モノを探すための時間も減らすことでき、有意義に時間を活用できます。
お昼ご飯は食べ過ぎない
午後の集中力を高めるためにも、お昼ご飯は軽く済ませましょう。
お昼ご飯を満腹になるまで食べた時、その後眠気が襲われます。
みなさんもこのような経験を、一度はあるのではないでしょうか。
糖質をとりすぎると、血糖値が急上昇し、急降下してしまうため、眠気が襲われます。
午後のパフォーマンスも上げるには、お昼ご飯を軽めにすますか、低GI食品を食べるようにしましょう。
感性を養う「視点を変える」
感性のある人は、固定概念にしばられず、発想が多面的です。
そこから生まれる発想は、独創的で一目おかれます。
「視点を変える習慣」を養うための3つの方法を紹介します。
作者の気持ちになって見る
作者の視点で作品を見ることで、作者の気持ちやエネルギーを感じとることができます。
そこから、今まで感じられなかった感情や視点が、芽生えます。
誰に向けて、何を感じてもらいたかったのかを、作者目線で考えてみるのです。
例えば私の体験談になりますが、映画の「ワンピース レッド」を最近観に行きました。
映画のストーリーに沿って、挿入歌が作成されていました。
そこで映画を観た後、作者目線で挿入歌の歌詞を見直してみました。
そうすると映画を観ていた時よりも、歌い手の感情を感じることができ、映画のストーリーをより深く理解できた気がしました。
なぜこの時にあの挿入歌が流したのか、キャラクターの心情をどう伝えたかったのかを、作者目線で考えると、ストーリーにより深みを感じれました。
曲や映画に限らず、絵画や本などを作者の視点で見ることで、これまでと違った感覚や視点が芽生えるでしょう。
言葉を文字におこす
言葉を発した人によって、言葉の感じ方は異なります。
例えば、職場で苦手な人からのアドバイスは、受け入れがたいと言うことはありますよね。
慕っている人がアドバイスを伝えてくれる方が、すんなりと受け入れることができるでしょう。
ですが、苦手な人に言われたアドバイスだとしても、それが的確である場合もあるでしょう。
異なる視点からのアドバイスを拒否してしまうことは、自分の視野を狭めてしまいます。
そこで他人から言われたことを、文字に書きおこしてみてください。
そうすると自分の感情をまじえずに、客観的にみることができます。
相手の目を見て話す
誰かと話す時に、相手の目を見て話すようにしましょう。
不自然に凝視すると、相手に不快を与えてしまうので、自然に見るようにしましょう。
相手の目を合わせて話す習慣を身につけておくと、それができなかった時、心の違和感に気づくことができます。
会話中に、自分の状態を捉える目安になります。
自分が相手から目を逸らしてしまう時は、どのような状態の時でしょうか。
例えば、自分の言葉に嘘や偽りがある、相手が威圧的であったり、相手に苦手意識があるなど、このような時に目を逸らしてしまうと思います。
目を合わせられない自分の心の状態を、俯瞰的に認識し、改善したり、整えることができます。
感性を養う「好奇心を持つ」
感性のある人は、幅広く関心を持ち、それを追求できます。
新しい情報や知識を取り入れることができるため、自分の思考を深めることができます。
「好奇心を持つ習慣」を養うための3つの方法を紹介します。
「20年使えるモノ」を買う
20年使えるモノと言ったら、どんなものを想像しますか?
例えば、アクセサリーや洋服、革物などでしょうか。
20年も長く使う意識で購入を考えると、慎重になります。
その商品の技術や信念、製造工程について詳しく知りたくなりますよね。
コート一つでも、ブランドによって商品のどこに費用をかけるのか、異なります。
原材料費を抑え、広告費にかけるブランドもあれば、広告費はかけず、原材料にこだわっているブランドもあります。
では結局、どのような商品を選べばよいのでしょうか。
それは「商品を使っていて、自分がポジティブな感情になれるもの」を選びましょう。
自分が持っていて大切にしたいモノに出会えたら、もっと知りたいという感情も芽生えます。
その商品のブランドの信念や技術などを詳しく知ることで、自分が知らなかった世界を知ることができます。
「100年使えるモノ」を買う
20年以上使えるモノが見つかったら「100年使えるモノ」を探してみましょう。
平均寿命で考えれば、100年となると、自分の人生以上ですよね。
なので自分だけのモノではなく、子どもや孫などに継承していくことを考えなければなりません。
例えば、100年使えるモノの一つに「着物」がありますね。
私は成人式の時に、母が成人の際に着た振袖を着ました。
私のおばあちゃんが、長く着ていってもらえるようにと、良い生地の振袖を買ってくれたそうです。
自分の娘にも着てほしいと思うと、綺麗に着物を保つための保管の仕方や、収納場所にも気を配ります。
このような意識を持つことで、モノの扱い方も変わってくるかと思います。
着物でなくても、陶器や絵画でもいいです。
ぜひ100年使えるモノにも目を向けてみてください。
人を愛してみる
自分にパートナーができた時、相手との価値観や生活習慣の違いなどに、驚きを感じたことはないでしょうか。
他人を愛するということは、相手の価値観や感受性を受け入れるということです。
相手を愛して、受け入れると言うことは、自然と自身の価値観や感受性を、多様に広げてくれます。
正直一人でいる方が、気が楽で、自由でいれます。
ですが愛するということは、とても実りのある大切な経験です。
パートナーを通して、異なる価値観と出会うことで、価値観や感受性を多様に広げることができ、あなたの感性を養ってくれます。
感性を養う「決める」
感性のある人は、自分の選択に自信を持って、決めることができます。
小さなことでも、自分の判断軸で決断することができます。
「決める習慣」を養うための3つの方法を紹介します。
「選択した理由」を言葉にする
自分が選択した理由に、自覚的になる習慣を身につけてみてください。
急に「大きな決断」を決めてみろと言われても、中々難しいと思います。
「決断力」というのも、日々小さな決断を繰り替えすことで、養われていくものです。
「今日何を食べるのか、何を着るのか、何を履くのか」このような小さな決断にも、理由を持って、決めてみてください。
そうすると「今の自分に何が必要で、何をどうやって選ぶべきなのか」と言う正解がないことにも、自分の判断軸で、自信を持って決めることができます。
「やらないこと」を決める
「やらないことを決める」ことは、実は「やることを決める」よりも大切です。
なぜなら「したいこと」が、実は「本当はやりたくないが、しなければならない」と思っていただけだと言うことがあるからです。
なので選択に困る状況にあるならば、ぜひ「やること」を決める前に、「やらないこと」から決めてください。
「やらないこと」というのは、「自分の人生からなくしたいこと」です。
例えば「お皿を洗うこと」とか「毎日手料理を作ること」「人間関係に悩むこと」などです。
つい義務感でやっているが、本当はやりたくないこと、いずれはなくしたいことを書き出してみましょう。
そうすると、本当にやりたいことが整理され、「やりたいこと」と「しなければならないこと」が判別できます。
「やらないこと」をリストに書き出せたら、次は「やりたいこと」を書き出してみましょう。
「やらないこと」を明確にした後に行うことで「自分が本当にやりたいこと・大切にしたいこと」が分かります。
自分がワクワクするようなことを、欲望のままに自由に書いてみましょう。
自分の「やりたいこと」「やりたくないこと」を明確にするように習慣化しておくと、あなたの自分軸が養われます。
まとめ
ここまで「感性の意味」や「感性を養う5つの方法」についてお話ししました。
「感性は生まれ持った才能や能力」だと思っていた方はあきらめないでください!
感性とは「意識して、習慣を変えることで、養うことができるもの」でしたね。
「何から始めたら良いのか」とお悩みの方は「観察する習慣」から始めてみてくださいね。
本記事は、SHOWKOさんが書かれた書籍の「感性のある人が習慣にしていること」を参考に作成しました。
ここでは「感性を養う方法」のほんの一部をご紹介しましたが、書籍ではより多くの方法を伝授しています。
より詳しく、一つ一つを実践してみたいと思う方は、ぜひ手にとって見てみてくださいね。
ぜひここで紹介した方法も習慣化してみてください。
今からでもあなたの感性は、高めることができます♪
コメント