中学受験のプロが伝授!【頭が良くなる子育て】子どもの能力が爆発的に伸びる

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  • どうやって子育てしたらよいか、分からない
  • 子どもの成績が伸びない…
  • 子育て疲れた…
  • 習い事って何させたらいいの?
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おはようございます。スタッフのminoです。

今回は、このようなお悩みを解決できる記事を用意しました。

親も子も疲れない、子どもの能力が伸びる子育て」をお教えします。

中学受験のプロが、何人ものご家族を見て、頭のいい子の親が子どもとどう接しているのか、知ることができました。

頭のいい子の親がどのように子どもと接して、成績を伸ばしているのか、それをまとめました。

本記事を読めば、子育てにイライラすることが少なくなり、子どもの能力を飛躍的に伸ばすことができます。

記事の前半では「頭のいい子の親がやっている3つの原則」について、後半では「親がやりがちな、3つのNG対処方法」について説明します。

ぜひご覧になってください♪

頭のいい子の親がやっていること

そもそも「頭がいい子」とは?

自分の子には「頭がいい子」に育ってほしいと、親は願うものですよね。

では具体的に「頭がいい子」とは何でしょうか。

教科書の知識を全て把握して、どの教科でも高得点をとれることができ、スポーツもできる子でしょうか。

私が思う「頭のいい子」は、知識量もあり、問題処理の速度も早く、テストでも正しく解答できるような子でした。

それもそのはずで、30年前の頭の良さは「知識量」「問題処理の速度」「正確さ」の3点で測られました。

教科書や参考書に書いてあることを片っ端から頭に入れて、テストで高得点をとれるような子が、頭のいい子とされていました。

ですが、今は違います。

この先みんなができるようなことは、AIが人間よりも早く、正確に処理してくれるようになります。

これからの時代で必要なのは「自分ならではの強み」を発揮する力です。

「言われたことを早く、正確にできること」よりも、「苦手なことはあるが、誰にも負けない強み」を持っている方が大事になります。

自分ならではの強みがあれば、AIに負けることなく、これからの時代でも選ばれる人でいられます。

つまり、これからの時代における「頭のいい子」とは、「自分の強みを社会で発揮できる子」です。

ではそのような子になるためには、何が必要かというと、それは「自分軸」です。

「自分軸」とは、「経験や価値観に基づいた、自分なりの判断基準」です。

自分軸のある子は、偽ったりすることなく、ありのままの自分を出すことができます。

中学入試の問題も、自分軸にそった問題が出されるようになりました。

「じっくり考えて、自分なりの答えを出させる」試験へとシフトされています。

ではどうしたら「自分軸」が持てる子になれるのでしょうか。

自分軸を育てるためには、「認める」「見守る」「待つ」、この3原則に基づいた子育てをおすすめします。

それに加えて「期待する」もできたら、子どもは自ら学び、伸びていく子になります。

次章から3原則プラス1(認める、見守る、待つ、期待する)について、詳しくお話しします。

頭がよくなる原則1「認める」

子育てにおける「認める」とは「存在を認める」ということです。

「私はあなたが今、そこで生きていることを知っていますよ」という感覚です。

子どものありのままを見て、心に留めるこそが「認める」ということです。

とはいっても、この説明だけではイメージがわきにくいかと思うので、具体例をまじえて説明しますね。

例えば、子どもがスーパーで「このお菓子がほしい」とだだをこねています。

泣きわめきながら、座り込んでしまいました。

そんな時、あなたならどうしますか?

「いいから早くしなさい」と腕をつかんで引っ張る、これは「押し付ける」です。

「なんでいつもあなたはそうなの!」と怒鳴るのは、「責める」です。

「そんなにほしいのね」と一旦言い分を聞きます。

これが「認める」です。

「お菓子ほしいよね。どのお菓子がほしいの?そうかぁ、それがほしいんだね…。でも今日は買わないよ、帰ろう」

これだけで、子どもはちゃんと立ち上がります。

無理やり連れて行こうとしたり、怒鳴ったりすると、子どもはそこから動かなくなります。

一旦言い分を聞き入れ「認める」ことで、素直に立ち上がることができるのです。

「お菓子がほしい状態の自分」が、そこにいることをを認めてもらうことで、「お菓子をほしがる自分がいていいのだ」と安心します。

その上で「お菓子がほしい自分」と「今日お菓子を買うか買わないかは別問題」なのだと理解するのです。

「子どものあるがままを一度、受け止める」

これが大切です。

人気保育士youtuberのてぃ先生も、子育てにおいて「認める」というのは大事だとおっしゃってました!

子どもを認めてあげることで、子どもは「こう思ってもいいんだ」「ここにいていいんだ」と安心します。

その安心感が「自分なりに感じて、考え、動いていい」という自己肯定感につながり、自分軸が育つのです。

頭がよくなる原則2「見守る」

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頭がよくなる原則の2つ目は「見守る」です。

ここではお話しする「見守る」というのは、「過剰な手出しや口出しをせず、助けが必要な場合は手を差し伸べる」という関わり方です。

ただ中には、子どもを見守るつもりが「監視」になってしまっている方もいます。

ここではまず「見守る」と「監視」の違いについて理解していきましょう。

具体例をまじえて、違いについてお話ししますね。

例えば「ブランコの近くに行ったら危ないから、気をつけてね」と、本当に大事な注意だけして、後はそっと見ているのが、「見守る」です。

「そっちへ行っちゃだめ!それを触ったら汚れるでしょう。」と、子どもの行動にいちいちダメだししてしまうのが「監視」です。

前者は最低限の注意だけで済み、後者はあれこれと指図してしまっています。

この違いがどこからくるのかは「子どもへの信頼」が、あるかないかによります。

「あの子はここまでなら大丈夫。ここを超えそうな時は注意しよう」と子どもを信頼している方は、子どもを監視しなくても済みます。

信頼するといっても、具体的にどうすればいいのか分からない

このように思う方もいらっしゃると思います。

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まずは子どもの今日の姿を見てください

「見守る」とは、子どもの成長に合わせて、そのつど距離感をとり直すことです。

子どものできることは、日々変わっていくので、子どもの様子を見ながら、どこまで任せて、どこから保護するのか、適切な距離感でいることが大切です。

適切に見守ることが、子どもを信頼することに繋がります。

「距離感の選び直しの指針」として分かりやすいのが、山口県で長く教育に関わられた緒方甫先生による「子育て4訓」です。

  1. 乳児はしっかり肌を離すな
  2. 幼児は肌を離せ 手を離すな
  3. 少年は手を離せ 目を離すな
  4. 青年は目を離せ 心を離すな

子どもの成長に合わせた距離感や親のあり方がシンプルにまとめられています。

子どもの成長速度は一定ではなく、個人差があります。

「昨日できていたことが、今日はできない」など後戻りすることだってあります。

焦らず、今のお子さんにあった距離感で接してみてください。

頭がよくなる原則3「待つ」

頭がよくなる原則の3つ目は「待つ」です。

「待つ」とは「我慢する」ということではありません。

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「待つ」とは「この子はこれだけのことができる」と、信じて任せることです

この子はこれだけのことができるから、任せて見守る。

そうすると結果的に、待っているように見えます。

ここで言う「待つ」ができるには、普段から子どもを見て、何ができ、何ができないのか、また何をしたいと思っているのか、くみ取る必要があります。

ここで気をつけていただきたいのは、何でも頑なに待つ必要はありません。

子どもの今の能力ではできないことに直面した時、親の助けが必要な時もあります。

例えば子どもが算数の問題を解いている時に、解けない問題があって手間取っていたとします。

それで20〜30分も問題に悩んでいます。

「自力で解いた方がいいから、そのまま待っていよう」というのは、実は適切な対応ではありません。

一人で考えることに意味があるのは、考えれば何とか答えにたどりつける場合です。

ですがこの場合のように、分からない状態が30分続くのは、子どもにとって苦痛でしかなく、勉強に対してネガティブな印象を持ってしまいます。

私も小学生の時、父に「算数の問題を教えてほしい」と言ったら、「一時間は自分で考えてみなさい」と言われました。

分からないものを一時間も考えることは、本当に苦痛でしかなく、それ以降父に算数の問題を聞くのは控えるようになりました(笑)

なので日頃から子どもの様子に気を配り、助けを求めているようであれば、手をさしのべてあげることが大切です。

頭がよくなる原則+1「期待する」

「認める」「見守る」「待つ」ができたら「期待する」もできると、さらにGOODです。

この3原則に親の期待が加わることで、子どもの才能は爆発的に伸びていきます

ではなぜ「4原則」ではなく、「3原則+1」と言った呼び方をしているのか。

それは3原則の関わりをなしに、親が期待をかけてしまうと、単なる押しつけになってしまいます。

それが子どもにとって、プレッシャーになるのです。

「認める」「見守る」「待つ」ができてから、「期待する」ことをしていきましょう。

「期待」とは、子どもへの信頼に基づく、希望・願望のことです。

期待の範囲は広く、「もう一人で寝れるよね」も期待ですし、「医者になってほしい」というのも、期待です。

「期待する」は親の押し付けのように感じるかもしれませんが、100%子ども主導では、能力を伸ばしきれないのも事実です。

それは子どもだけではなく、人は誰しも「現状維持」を好む生き物だからです。

しかし親が期待を持って、背中を押してあげれば、子どもは現状維持を乗り越えることができるのです。

注意したいのは、本人への信頼に基づく希望・願望なのか、親の押し付けによる希望・願望なのかです。

前者は「期待」となり、子どもの背中を押してくれますが、後者は子どもにとってプレッシャーでしかないです。

自分の希望・願望がどちらなのか分からない場合は、「わが子の顔で、映像が浮かぶかどうか」で判断してみて下さい。

例えば「子どもに医者になってほしい」という願望があったとしたら「わが子が将来医者になって、診察している様子」が鮮明に浮かぶのであれば、これは期待です。

逆にわが子の顔でイメージできないのであれば、それは押し付けである可能性が高いです。

「認める」「見守る」「待つ」に「期待する」が加わると、子どもの才能は飛躍的に伸びます。

頭のいい子の親は「否定しない」

ここまで「頭のいい子が育つ3原則+1」について説明しました。

ですが実際「認める」「見守る」「待つ」に反して、親がやってしまいがちなことは「否定する」「与えすぎる」「あせること」です。

この章では、そのような子育てをしないための考え方と行動のヒントをお伝えしたいと思います。

「否定」は子どもをつぶす

子どもの将来を願うと、ついつい「子どものできていない部分」に目が入り、口出ししたくなります。

否定は、「認める」「見守る」「待つ」とは真逆の行動です。

否定は親や子ども、どちらも悲しい気持ちにさせます。

そして子どもは萎縮し、本来持っている能力が発揮できなくなります。

子どもとの関わりで「否定」をいかに取り除くかを、話していきますね。

「苦手を克服する」よりも「得意をのばす」

親は子どもに「何でもできるような子」になってほしいと願うものです。

故に子どものできないところに目がいき、ついつい口出ししてしまいます。

ですがこれからの時代に求められるのは「苦手を克服させる教育」ではなく、「得意なことを伸ばす教育」です。

つまりは苦手なことがあってもいいと言うことです。

これからは他の人にはない価値を、世の中に提供できる人に仕事が集まります。

得意なことはとことん得意という「いびつ」な人こそが、将来に有利です。

実際に有名進学校の先生の多くも「いびつ」が良いと言っています。

頭のいい子の親は「与えすぎない」

与えすぎは子どもの能力をうばう

「見守る子育て」を大きく阻んでいるものに、親による「与えすぎ」があります。

ものや体験を良かれと思い、子どもにあれこれ与えてしまうと、単なる「押し付け」になってしまいます。

あれこれと与えられている子が、成績優秀な子かと言えば、そうではないのです。

実は伸び悩み、苦労している子が多いのです。

習い事は子どもがハッピーになれるものを選ぶ

習い事は一つか二つにして、本人の気持ちが乗るものだけに絞りましょう。

その方が、子どもの意欲を伸ばしやすいです。

習い事を4つ、5つもしているお子さんもいます。

ですがこれでは、こなすことに精一杯になってしまいます。

そうすると上達もしませんし、習い事の経験を他に生かしにくくなります。

子どもには、フリータイムの時間が必要なのです。

リビングでゴロゴロしながら、今日体験したことなどを思い出して、自分のものにしていきます。

これが子どもなりの学習なのです。

親からみたら、一見ぼーっとしているだけに見えますが、この時に子どもは学習しているのです。

子どもは習い事の時間だけでは、習ったことを身に付けられないのです。

なので習い事をいくつも掛け持ちしてしまうと、心の整理ができないまま、次の予定に行くことになるので、こなす作業になってしまうのです。

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なので習い事をするとしたら、一つか二つかにして「子どもの好きなものや得意なもの」をさせてあげましょう。

そうすると、子どもの能力は伸びていきます。

与えた方がいいもの①「勉強するのは当たり前」という考え方

先ほど「与えすぎない子育て」についてお話ししましたが、親から子どもに「与えた方がいいもの」もあります。

その3つについてお話ししていきます。

1つ目は「勉強するのが当たり前」という考え方です。

「勉強が大事」だと親が素直に信じることができる家庭の子どもは、楽しんで勉強に取り組むことができます。

反対に「勉強は嫌だけど、やらなきゃいけない」という考えの家庭だと、子どもは勉強に対して苦手意識を持ちやすい傾向にあります。

  • 勉強したら、世の中について分かることが増えて楽しくなる
  • 友達との会話が楽しくなる
  • 周りから頼られて、感謝されることが増える

上記のように、勉強がもたらしてくれるメリットについて親が理解して、子どもに教えてあげることが大切です。

与えた方がいいもの②情報をとりいれる技術

与えた方がいいものの2つ目は「情報をとりいれる技術」です。

現代では触れられる情報の量が、昔と比べて格段と増えています。

なので、自分に必要な情報を必要なだけ得られるように、情報の手に入れ方を教える必要があります

調べ物をする時の手段として、辞書や図鑑、地図のほか、インターネットがあります。

休日に子どもと図書館へ行き、子どもが疑問に思ったことに対して、一緒に調べるのもいいですね。

与えた方がいいもの③環境に出会うチャンス

与えた方がいいものの3つ目は「環境に出会うチャンス」です。

子どもは「自分の生活空間」と「今日」のことしか知りません。

知らないものには興味のもちようがないので、「子どもの空間と時間を超えている環境に出会う場」を与えてあげましょう。

例えば、保育園や幼稚園にある水槽でしか魚を見たことがない子どもに、水族館へ連れて行くのもいいです。

保育園や幼稚園にいる魚は小さいですが、水族館へ行くと大きな魚の存在を知ることもできます。

子どもの1年後、5年後、10年後のことを考えて、新しい出会いのチャンスを与えてあげることが大切です。

頭のいい子の親は「あせらない」

子どもの失敗を恐れない

親があせる理由に「子どもには失敗させたくない」という考えがあります。

ですがこの発想は、子どもからチャレンジの機会を奪ってしまいます

子どものすることに対して「それは危ないから、やっちゃダメ!」など親の判断で指示をしてしまうと、「失敗から学ぶ機会」が失われます。

失敗してもそこから立て直す経験を積むことで「困難を乗り越える精神を持つ人」へと育つことができます

小さいうちから「失敗」を上手に積ませることが必要です。

親が楽しくいきてこそ、子どもはのびのびと成長できる

あせりがちな親御さんに共通するのが「子育てを頑張らなければならないもの」と、捉えていることです。

自分が子どもだった頃を思い出してみてください。

両親に「子育てを頑張ってほしい」と思ったことはありましたか?

「一緒に遊びたい、楽しく過ごしたい」「一緒に笑ってほしい」と親に思ったことはあったかもしれませんが「子育てを頑張ってほしい」なんてことは、思いもしなかったと思います。

逆に「自分のために一生懸命つくしてくる」方がプレッシャーを感じ、息苦しさがあったと思います。

親が一生懸命子育てにつくすあまり、お互いに疲れてしまうのは辛いです。

なので「子育て頑張らなくちゃ」と思わず、自然体で子育てをしていいのです。

親が自分ファーストで笑顔で過ごすことが、子どもの成長にとっても良いことなのです。

まとめ

ここまで「頭のいい子の親がやっている子育て」についてご紹介しました。

まだ子どもが幼いという方にも、参考になる内容だったかと思います。

何からやったらよいのかが、分からない方は、まず「頭が良くなる3原則」から実践してみてください。

  1. 認める
  2. 見守る
  3. 待つ

3原則ができたら「期待する」もしてみてください。

そうすると、子どもの能力は爆発的に伸びます。

本記事は、中学受験のプロである小川大介さんが書かれた「頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て 」を参考に作成しました。

ここでは「頭のいい子の親がやっている子育て」について、基本的なことはお伝えしましたが、より詳しく知りたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

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