子育て中のみなさま、毎日おつかれさまです。
2児のワーママsasaです。
子育てをしていると毎日せわしなく、自分の時間もとれない中で、やることは盛りだくさん!あっという間に時間だけが過ぎていきますよね。こんなことを考えているパパママは多いのではないでしょうか?
どうすればイライラせずに子どもと向き合える?
楽しく育児をしている人は、どんなことを心がけているのかな?
そのお悩み、”子どもの特性”や”ちょっとしたコツ”を知る事で、子育てが楽しくなるヒントが見つかるかもしれません。本記事で詳しくみていきましょう♪
子どもの特性を知ることで声掛けのコツをつかむ
言葉の理解力が高くない子どもにとって、一度にたくさんの情報を言われても、余計に頭が混乱してしまいます。まずは一つずつ、「やってほしい事」を具体的に示し、理解してもらいましょう。
靴を脱いだりお着替えのとき
玄関で靴を脱ぎ散らかしっぱなしで、後でパパママが揃えるということ、よくありますよね。そんな時は、玄関の靴を置く場所に、シールなどの目印を貼ることで、「ここに置けばいいんだ」と分かるようになります。次に履く時に、自分の履く靴が見つけやすくなると、お出かけ前の玄関での時間も短縮されるかもしれませんね。
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お着替えも子どもが自分でやりたいけど、なかなかうまくできなくて時間がかかり、ついついパパママが最初から手伝ってしまいそうになりますよね。もし手伝いが必要なら、大人が子どもの正面からではなく、後ろに回って手伝うことで、感覚を覚えやすくなります。
順番を待てないとき
3歳くらいまでは先の行動を想像することが難しく、待ってねと言われても、「待つ」という事を理解することが難しいのです。
筆者の子どもも、「待って」と言っても泣きわめいて、
困ってしまうことがよくあります。
それでも、これは繰り返し経験していくことが大切です。待つときは一人で待たせるのではなく、大人がそばにいて一緒に待ってあげて、必ず自分の番がくることを教えてあげましょう。忍耐が大切ですが、他のお子さんも自分と同じように待っている姿を見せると、だんだんと理解してきます。
飲み物をこぼしたとき
お家でも、外食の時でも、よく飲み物をこぼしてしまうことがありますよね。そんな時、「何でこぼしたの」と言っても、子どもにとって理由を言う事が難しかったり、怒られたと思って泣いてしまうことがあります。そんな時は「こぼれちゃったけど、何があったの」と聞くと、子供も状況を説明しやすくなり、本当の気持ちを言いやすくなります。「何があったの?」という言葉は、小さいときに限らず、子供が大きくなる課程で困っていることがあると相談しやすくなりますよね。
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野菜を食べないとき
野菜が嫌いな子どもは、多いですよね。そんな時は、お料理のお手伝いをしてもらったり、調理する前の野菜を見せてさわらせることで食べてくれるようになることも。例えば、土がついているじゃがいもや人参を見せて、まずはじっくりと観察をしてみます。その後、できれば実際に剥いたり調理を一緒にしてお手伝いをさせることで、自分が作ったものだと楽しんで、一口でも食べてくれるようになるかもしれません。
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体の発達を理解することで子供の行動を理解する
子どもは、大人と同じ感覚で体をうまく動かすことがまだ出来ません。そのため時間はかかるかもしれませんが、子どものペースに合わせてあげることも大切です。
手の動き
子供の手は、大人がゴム手袋や軍手を2枚重ねして動かすような感覚と同じと言われています。例えば、靴下を履く時、とても時間がかかってもたついている様にみえるかもしれませんが、実は模様を合わせてきれいに着ようと、丁寧にしているだけかもしれません。ゆっくりしかできなくて当然ですので、パパママも一緒にお着替えをする等して、ペースを合わせてあげましょう。
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物事は音で判断をすることも
4歳くらいまでは、視覚と同じくらい聴覚で物事を判断していることがあります。例えば、道路を歩いていて車が来て止まらないといけない場合、「車が来たよ」よりも「車の音が聞こえない?」と音に注意してもらう方が、とまってくれやすくなるかもしれません。
確かに、子供は遠くでなっているサイレンの音を聞き分け、「パトカーだ」「電車だ」と
すぐに判断ができていることを多く感じます。
子どもの視野は大人の半分ほど
6歳の子どもでも、左右90度・上下70度の視野で、大人の半分ほどしかありません。そのため、周りの人や物にぶつかったりしてしまうのは、見ていないのではなく、「見えていない」ためです。人が多いところで、周りの人にぶつからないかハラハラしたり、交通量の多いところで飛び出さないかヒヤヒヤすることもありますよね。普段から、大人も一緒にオーバー目に首振りをして周囲の確認をすることで、真似して確認をしてくれるようになるので、普段から練習をしておくといいかもしれません。
行動より気持ちを認める
褒める時も叱る時も、気持ちに寄り添うことが大切です。
気持ちを褒めて、行動を叱る
褒める時は、行動しようとした気持ちを褒めてみてください。例えば、友達におもちゃを貸してあげたとき、「おもちゃを貸してあげたんだね、優しいね」という感じです。その方が別の画面にもその優しさが活かされ、継続性もうまれるでしょう。叱るときは行動のみを叱り、その後で「でも」「だけど」と、気持ちを認める言葉を続けてみてください。例えば「でも、まだ~したかったんだね」「だけど、楽しかったんだね」という風にです。
ごめんなさいは表情で分かる
大人が子どもを叱ったとき、子供に「ごめんなさい」と言わせないと、何となくすっきりしないと思う事もありますよね。でもそんな時は子供の顔をみて、一度考えてみてください。なぜなら、ごめんなさいという気持ちは表情で分かるからです。「ごめんなさい」を言うことが大切なのではなく、思うことが大切です。
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泣いている理由を聞く
泣いている子へは、「どうして泣いているか」という理由を聞いて、気持ちを認めてあげることからしてみてください。泣いている気持ちを肯定的に認めてあげないと、どうしてわかってくれないんだと、より大きな声で泣くことになるからです。
出来たら褒めるを繰り返す
例えば、保育園や幼稚園へ行き先生にあいさつをしない時、あいさつをしなさいと叱るより、先生に聞こえなくてもいいから、まずは「小さい声であいさつをしてみよう」と始めてみてください。小さな声でも、言えたら褒めることを繰り返すことで、いつのまにか普通にあいさつが出来るようになります。
また、既に出来るようになったことでも、「お着替えするの早くなったね」と、改めて褒めることで、子どもの笑顔が見られると思います。
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大人の気持ちも伝える
子どもをほめるとき、「いい子だね」と言うのではなく、「~してくれてうれしかった」「手伝ってくれたから助かった」と大人のうれしいを気持ちを伝えてあげるほうが、子どもにとって次の意欲にも繋がります。
・「あとで続きをやるからおもちゃはそのまま出しておいていいよ」と言う
・お昼寝をしてほしいなら、「簡単な一言のお手紙を書いたから起きてから読もう」等とお楽しみをつくる
・子供が夢中になって遊んでいてまだやめたくないとダダをこねる時、「楽しそうだね」と気持ちを認めつつ、「それでいつまでやるの?」と、子供自身に決めさせることで、次の行動にうつりやすくする。
愛情は子どもの力になる
子どもは、家でたくさんの愛情を受け取った分だけ、外でたくさんのことを乗り越えられます。
もし、パパママがお仕事でなかなか子どもにかまってあげられていないと悩んでいれば、鏡の前でハグや抱っこをしてみてください。鏡にうつる自分の姿を見ることで、子供は視覚でも愛情を感じることができます。
そういったスキンシップを繰り返すことでたくさんの愛情を感じ、また外で頑張れる、その繰り返しで子どもは強く育っていきます。
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自分自身を褒めることも忘れずに
最後までご覧いただき、有難うございました。
育児にまつわる情報はたくさんあり、あれもこれも取り入れていこうとするとパンクしてしまうので、こんなやり方もあるんだ「へぇ~」という気持ちで、情報を取り入れ、更新していくことも大切です。そして、上手くいかずに落ち込むのではなく、うまくいった時だけ「やったー」と自分を褒めてあげることも忘れずにしてください。
本記事は、てぃ先生の「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃの子育てで困ったら、これやってみ!」を元に執筆しました。
筆者もこの本に記載されている内容を少しずつ育児に取り入れてみました。すると、今までとは違った視点で子どもの言動を見ることができるようになり、育児が少し楽しくなってきました。
シーン別で、子どもへの接し方、声のかけ方が分かりやすく記載されているので、気軽に読み進められる内容になっています。ぜひ読んでみてください♪
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