【海外でもありのままの自分で過ごすには⁉】異文化理解とアイデンティティの認識がポイント

読み物(Read)
スポンサーリンク

 

sasa

みなさんこんにちは。Stylewearスタッフのsasaです。

暖かく過ごしやすい季節になると、気持ちも前向きになり、新しいことに挑戦したくなりますね。私の知り合いは海外留学に行くようで、楽しみな反面、現地での生活に不安もあるようです。

新しい挑戦や環境に飛び込むと、最初は不安に思う事や戸惑うこともあります。

でも、せっかくなら楽しく過ごしたいですよね!

海外で過ごすにあたり、「自分たちとは異なる文化に馴染めるか心配」「言葉が通じなかったらどうしよう」と、行く前から心配する必要はありません。

1回で理解できなければ、周りの人に何回でも聞けばいいんです。

大切なのは、相手を理解すること、そしてありのままの自分で過ごすことです。

故郷を離れることで気づくアイデンティティもありますし、新たな自分の一面にも出会えるかもしれません。

本記事では国際線外資系CAとしてカナダで生活するRyucrewさんのエッセイを参考に、海外生活の中でも自分らしく過ごすためのポイントをまとめました。

海外ではないけれど、これから新しい環境に飛び込んでいくという人もぜひご覧ください♪

不安を感じることはない

接客にギャップはつきもの

海外に行くとまず感じるのは、人との接し方が日本とは異なること。

街中で知らない人から「その服かわいいね」とフランクに声をかけられることもあれば、お店の店員さんの態度がそっけなくて困惑することもあると思います。

お客さんとしてもそうですが、海外で働いてみるとより接客面でのギャップを感じます。

サービスの質が高い日本では、お客さんに対する態度は良くても、従業員同士はぎくしゃくしていることはあります。

逆に、欧米等の海外では、お客さんに対してはそっけないけど、従業員同士は和気あいあいとしているんです。

お客さんと従業員は対等な立場であるという考えからですね。

海外で過ごすということは、日本とは異なる人との接し方であるという事を認識しておくといいですよ。


画像出典:Pinterest

多国籍の人たちと働くということ

いつかは海外で仕事をしたいという憧れを持っている人もいると思います。

最初は憧れから始まることも、もちろん時を重ねると自分の日常に変化していきます。

仕事が日常になると、些細なミスで「この仕事嫌だな」と思うこともあるかもしれません。

頑張って働き続けていると、いずれキャリアの選択をするタイミングになりますね。

今まではプレイヤーとして働いてきたけど、マネジメントをする道が出てきます。

日本でも人間関係の問題は出てきますが、海外だとさらにそれが多国籍に。

「異なる文化を持った人たちを、自分がまとめられるのか?」そんな疑問がでてくるかもしれません。

自分には無理だなと思えば、生涯プレイヤーとして働くことを選んでもいいと思います。

でも自分のキャリアの中で、多国籍の人をマネジメントするという選択肢があると、よりおもしろい人生になりそうですよね。

今の行動が未来へ結びつく

近い未来、数年後のことでも、今からは想像できない出来事が待ち受けています。

でもそれは、今自分がやっているいろんな事が結びついた結果です。

カナダで国際線CAとして活躍するRyucrewさんもその一人。

関西の下町で生まれ育ち、英語が話せなかった彼ですが、日本の航空会社でキャリアを積み、今はカナダで生活をしています。

CAという職業の特権は、スタンバイチケットという福利厚生の様なチケットがあり、飛行機に乗りやすいこと。

それを利用して訪れた国は約50カ国だそうです。羨ましいですね。

「いつかはこうなりたい」と願い行動にうつすこと、それが想像しなかった未来へと結びついていきます。


画像出典:Pinterest

スポンサーリンク

日常は自分視点で楽しめばいい

当たり前に感謝

海外でたくさんのトラブルに遭遇すると、日常の当たり前に感謝できるようになります。

例えば、海外のホテルは水回りのトラブルが多く、シャワーが使えないこともしばしば。

sasa

私も、ヨーロッパを旅行した時に、シャワーのお湯が出なくなって、仕方なく明け方にシャワーを浴びた経験があります。

絵に描いたようなきれいな景色が多い反面、階段や坂など上下運動が多いので結構疲れるのも海外旅行の現実です。

でも、偶然にも巡り合えたことで興味が湧き、それがご縁となり次の行動に繋がる可能性も

トラブルも慣れてくると「次はどんなことが待ち受けているのかな?」と、どんと構えられるようになりますよ。

食育のない海外

海外では日本とは違い、食育という概念がない国もあります。

日本は一汁三菜、まごわやさしい等、食事に対する考えや知識を学ぶことがありますよね。

海外では、食育という概念はなく、これといって有名な食べ物がない国もあります。

Ryucrewさんが過ごすカナダもその一つ。

150年という歴史が浅い国で移民も多いため、これと言った郷土料理はありません。

その代わり、たくさんの国の料理がオリジナルの味で楽しめるという良い点はあります。

カナダの食卓では、夕食に焼く、煮るなどということはほとんどありません。

オーブンを使う頻度は日本より高いですが、フルーツや野菜をカットして終わりという夕食は珍しくないようです。

時間がないのに、頑張って料理をつくらなきゃと思わなくていいのは嬉しいポイントと捉えて、楽しみたいですね。


画像出典:Pinterest

娯楽

海外で生活をしてみると、日本は遊ぶ場所や見どころが多いな感じます。

美しい景色や歴史的建造物はもちろんですが、海外の人からするとコンビニやデパ地下だけでも充分楽しめるよう。

Ryucrewさんがいるカナダでは、広大な土地や自然の中でスキーやキャンプがたくさんできると思いきや、実はそうではありません。

スキーは家族でいくと値段が高すぎるし、キャンプは山火事被害による規制が厳しく予約もとれない状況のようです。

テレビも、日本のようなバラエティやトークショーもありません。

そこで、人気の大衆娯楽となっているのは、アイスホッケーなどのスポーツ観戦、家でネットフリックスを見ることです。

「ん?ちょっとたいくつかな?」と感じるかもしれませんが、限られた娯楽の中でも、自分視点で楽しいと思えたらそれでいいですよね。

☆ここで世界約50カ国を旅したRyucrewさんおすすめ、旅の持ち物をご紹介☆
クレジットカードは別ブランドのものを2枚もち
・現地ではGoogleマップのオフラインマップを使う
・ゴムサンダル(バスルーム用)
・超軽量の折りたたみ傘(海外には軽量サイズは売っていない)
・エコバッグ(お店によっては値段が高いため)


画像出典:Pinterest

スポンサーリンク

日本と海外で異なる家族との関係性

家族同士でも深く踏み込まない

海外に行くと、様々な家族の在り方があることが分かります。

日本だと、何でも言い合える”友達親子”という言葉がありますが、海外ではお互いの事情に深く足を踏み入れないという家族もあります。

Ryucrewさんのカナダでのパートナー家族がそうで、初めは「貴族かな」とも感じたようです。

食事の会話は、その日の出来事や感じたことを一人ずつ発表していくスタイル。

「こうした方がいい」と注意するのではなく、話を聞いて思ったことをコメントしていくという感じだそうです。

自分の家族との関係性を思うと、最初は違和感を感じるかもしれません。

でも、環境や文化が違えば、家族の価値観もまた異なることが分かります。

思ったことをズバズバ言うのが全てではなく、家族同士でも言う前に心の中でちょっと考えてから伝えてあげると、より良い関係性が作れそうですね。

同性婚について

まだまだ日本では認められていない同性婚。

カナダでは、1年以上同じ住所に住むと自動的にコモンローという事実婚が認められます。

社会の中でも同性パートナーが多くいるので、特別な存在ということはありません。

だからといって、日本もカナダと同じようになるべきだと言う必要はないと思います。

自分にとって心地よい環境を選んで人生を歩んでいけばいい、ただそれだけのことです。


画像出典:Pinterest

故郷を離れて分かること

日本での当たり前

日本で暮らす日本人にとっては当たり前のことでも、海外の人からしたら暗黙のルールが多いと感じることがあります。

日本は案内表示が少ないため、海外の人からすると特に靴を脱ぐタイミングが難しいようです。

靴を脱ぐ文化のある私たちは、一段上がりがあれば、そこで靴を脱ぐことが分かりますね。

また、ごはん屋さんで定食を頼むと、塩やしょうゆなどいろんな調味料がでてきます。

海外の人からすると、どれに何をつけたらいいか分からないことがあるようです。

自分たちにとっては当たり前のことでも、他社からの視点でみて初めて分かることがあります。

イメージとの違い

実際に行ってみるとイメージとはまったく異なる国があります。

危ないかなと警戒していったら、実はみんな優しくてとても礼儀正しかったり、列にもきちんと並び、お年寄りを優先していたり。

また、日本だと危なくてできないようなことが当たり前に出来る国もあります。

大自然や生態系も間近でより自然な姿で見れたりもします。

日本の常識が通用しない分、トラブルが起きた時は強く交渉する必要もでてきますが、それもまた自分を一回り強くします。

どこへ行くかより誰と過ごすか

海外に出ると日本の良さをつくづく感じます。

少し車を走らせればがらりと変わる景色や、土地によって細かくある歴史や文化はすばらしいものです。

海外で暮らしていると常に心の中はファイティングポーズになるから、日本の豊かさや安心感が恋しくなることも。

だからかもしれませんが、海外旅行で日本語を見たり聞いたりすると、親近感が湧き安心できます。

Ryucrewさんはお母さんや伯母さんと海外旅行に行く時、別々の部屋ではなく1つの部屋で3人で寝るようです。

日本での習慣がそのまま海外でもできると、ほっと一息できますね。

旅はどこへ行くかも大切ですが、誰と行くかはもっと大切なことかもしれません。


画像出典:Pinterest

スポンサーリンク

まとめ

海外は日本とは全く違う文化や習慣があることは分かりますが、実際に自分が経験してみないと分からないこともたくさんあります。

時には理解しきれない文化にとまどい、すぐには受け入れられないこともあるかと思います。

それでも、少しずつ受け入れ違いを感じることで、相手と自分それぞれのアイデンティティを理解できるようになります。

ありのままの自分で過ごすためのポイントですね!

▼本記事で参考にしたRyucrewさんのエッセイはこちら

Ryucrewさんの海外旅行でのエピソードや生い立ちも詳しく書かれています。

所々でRyucrewさんの優しさや、愛情を感じられる一冊です。ぜひご覧ください♪

スポンサーリンク

コメント