【脱スキンケア迷子】基本の三大美容液と美肌治療の知識を紹介♪

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sasa

みなさんこんにちは、Stylewearスタッフのsasaです。花粉と黄砂の影響で、顔がかゆかったり口周りの乾燥がひどかったのですが、最近やっと落ち着いてきました。体調管理と同様、肌の管理も大切だとしみじみ感じます。

「肌の管理」と一言でいっても、自分に何が必要なのか分からない人も多いのではないでしょうか。

テレビや雑誌の広告、SNSでインフルエンサーが紹介しているもの、いろんな美容成分を特集した雑誌の記事等、スキンケアの情報量は膨大です。

しかも、美容液やエイジングケアのためのスキンケアは高価なものが多く、簡単にはお試しできないですよね。

だからこそ、自分の肌悩みに適したもの、費用体効果がいいもの、そして継続できるものを選ぶことは大切です。

本記事では、スキンケア迷子にならないために、これからのスキンケア選びや美肌治療の知識についてまとめています。

この記事を読んで分かる事
・皮膚の構造と日常に潜んでいる老化原因を知る
・スキンケアの基本の三大美容液と肌悩み別の美容成分
・美顔器やクリニックでの美肌治療について
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スキンケアはポイントさえ押さえておけば、自分の肌悩みに合わせてアレンジできます!ぜひ最後までご覧くださいね♪

皮膚の構造と老化の原因

皮膚の構造を知る

皮膚は何層ものレイヤーになっています。

レイヤーの構成は、表皮・真皮・皮下組織です。

表皮は4層でバリア機能の役割を。

真皮はコラーゲンやエラスチンといった繊維が網目構造をつくっており、肌弾力の源です。

そして皮下組織は皮下脂肪でできています。

肌悩みの解決には適切な層へのアプローチが必要です。

老化の原因を知る

老化原因の8割は光老化です。

物理的遮断が有効なので、紫外線カットとブルーライトカットができる日焼け止めは年中ぬるようにします。

日傘やサングラスの装着も必須ですね。


画像出典:Pinterest

光による老化のほかにも、原因は日常生活に潜んでいます。

[老化原因]

光によるものPCやスマホのブルーライトは、肌の皮下組織と深部にまで到達し細胞を傷つける。
炎症加齢による免疫低下で老化細胞が除去されずに残ってしまい、体内で炎症を誘発する。
酸化くすみやたるみを引き起こす酸化は、食品添加物や揚げ物の摂りすぎ、過度なストレスが原因。日ごろからビタミンやポリフェノールの抗酸化作用のある食品摂取を。
糖化体内の余分な糖がタンパク質や脂質と結びつき、肌の弾性が失われ、黃ぐすみの原因に。抗糖化作用のある成分塗布や、低糖質の食事で対策を。
代謝不良、血行不良筋肉量および基礎代謝が低下し、摂取した栄養がエネルギーではなく脂肪として蓄積されてしまう。運動やマッサージ、身体を温めるスパイスがいい。
ホルモン低下女性ホルモンの低下により、肌の弾力やみずみずしさが失われる。

日ごろから、老化の原因を引き起こさない防止策が必要です。

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肌管理のために知っておきたい美容成分

普段ケアは三大美容液で

普段の肌管理においては、肌のどれほどまで深く届くようにするかがポイントです。

肌管理は、スキンケア8割・美顔器1割・美容医療1割の割合を目安と考えます。

スキンケアは8割と高めの割合ですが、毎日のことだからシンプルでいいんです。

美容液は、ビタミンC・トラネキサム酸・レチノールが配合された美容液をチョイス。

塗布の順番は、水溶性か脂溶性かで考えます。

水溶性のビタミンC→トラネキサム酸→脂溶性のレチノールの順ですね。

それぞれの効能は次で説明します。

ビタミンc

抗光老化、抗酸化、抗糖化、皮脂コントロール、美白。

ビタミンCには、ピュアビタミンCとビタミンC誘導体があります。

塗った瞬間から効果を発揮するのがピュアビタミンCです。

光や熱、酸素で簡単に酸化してしまうビタミンCを少しでも安定させるため、化学装飾をしたものがビタミン誘導体です。

浸透性が高く、体内の酵素と反応してビタミンCへと変化します。

ピュアビタミンはマスト使い、ビタミンC誘導体を含む製品と併用するのがいいですね。

トラネキサム酸

抗光老化、抗炎症、美白。

メラニン生成抑制と肝斑改善の効果があるので、エイジングケアには欠かせない存在です。

塗布するなら、ビタミンCのあと、レチノールの前にします。

レチノール(ビタミンAの一形態)

代謝促進、表皮や真皮の成分増殖・生成促進。

古い角質を剥離し、表皮や真皮を構成する細胞を増殖させお肌のターンオーバーが早くなるので、ニキビのもととなる角栓が排出しやすくなります。

レチノールには種類があり、肌を守る時にはパルミチン酸レチノール、長期的な効果を期待するならレチノール、短期的に強力な結果を求めるならレチノイン酸です。

人によっては赤みや刺激反応があるので、2〜3週間を目安にして、反応が収まらなければ塗る頻度をさげるか、手持ちのクリームと混ぜて濃度を下げて使います。

レチノールは0.1〜0.25あたりの濃度から始めるといいですね。

レチノールは長期使用すると受容体が作られるため、若い頃から早めに始めるといいですよ。

肌トラブル別、三大美容液にプラスしたい成分
◇肌が敏感な時 →発酵液主体のもの
シワが気になる→ペプチド配合
紫外線    →美白有効成分配合のもの
◇炎症赤み   →グリチルレチン酸ステアリル

話題の成分ってどうなの?

エイジングケアヒト幹細胞培養液

ヒト幹細胞培養液は、ヒトの幹細胞を培養する培地です。

肌細胞の再生と活性化を促進し、肌の老化抑制が期待できます。

エクソソーム

エクソソームは細胞から分泌される物質のひとつ。

エクソソームは手紙が入った封筒のようなもので、各臓器や細胞はエクソソームとのやりとりによって、病気の発生や老化など、さまざまな影響を与えます。

植物エキス

植物エキスは、自然由来のいいイメージがありますが、化粧品に添加されるのは1%以下が通常です。

そのため、いくつもの種類のエキスが配合されるので、かぶれの心配はあります。

濃度が低くても優れた効果は期待できます。

機能性ペプチド

アミノ酸が数個〜数十個繋がった状態のもので、肌トラブルの時に活躍します。

肌の乾燥やシワが気になる時、日焼けや美容医療後のほてりにも使えますよ。

善玉菌

肌には表皮ブドウ菌という善玉菌が存在し、皮脂や汗をエサとして肌のうるおいを保ち、外的刺激から肌を守るグリセリンを生成します。

善玉菌を増やすには、小麦や甘い物を避けた食生活を心がけます。

運動や入浴での発汗も大事です。

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美顔器の知識と使い分け

最近の美顔器

最近の美顔器は、美容医療に着想を得た即効性を感じさせるものが増えています。

美顔器は安全性を重視してマイルドなパワーに抑えてありますが、それなりの効果は得れるもの。

基本的に毎日使っても安全な設計ですが、レーザー など一部の製品は使用頻度に制限があります。

美顔器は多機能な製品よりも、悩みに特化したものの方が手応えが得やすく継続しやすいですよ。

同じ機能を持つ美顔器を複数使用すると、摩擦や熱などで肌に負担がかかる可能性があるので、複数台持ちの人は注意して使用してくださいね。


画像出典:Pinterest

美顔器の代表的な機能

レーザー

くすみやハリに。

光とは違いレーザーは波長が長いため、エネルギーが深く狭く進みます。

そのため、悩みの部分にダイレクトにアプローチができます。

導入

くすみ・毛穴・質感改善に。

例えばイオン導入や超音波導入が挙げられます。

イオン導入に適した代表的な成分はビタミンC誘導体やプラセンタです。

導出

エレクトロクレンジングと吸引。

毛穴の深部の汚れの除去や古い角質を除去する美顔器です。

定期的に使うことで くすみやごわつき、毛穴汚れが改善できます。

超音波

たるみや 脂肪燃焼に。

高い周波数の音波が振動を生み、脂肪細胞にアプローチ。

細胞を活性化します。

ラジオ波

たるみ・血流促進に。

高い周波数の電磁波のこと。

ラジオ波を当てると皮下の水分が振動し 摩擦熱が起こります。

この熱により真皮を活性化し、深部を温める作用があります。

コラーゲンの生成や修復を促進するので、血行促進や代謝の活性化の期待もできます。

EMS (エレクトリカルマッスルスティミュレーション)

たるみ・血流促進に。

低周波、中周派、高周波を含む電磁波で、電気刺激によって筋肉を弛緩・収縮させます。

周波数が低いほど浅い部分に電気が流れるので ピリピリした刺激があるようです。

私たちの顔には60種類ほどの表情筋があるのですが、日常生活で使っている表情筋は全体のうちわずか20から30%。

EMS美顔器を使うことで、普段使ってない表情筋を手軽にケアすることができます。

LED

LEDとは発光ダイオードのこと。

たるみにいいのは赤、肌の鎮静効果があるのは青、シミ予防の効果があるのは青緑と色により効果が異なります。

IPL

くすみに。

広範囲の波長を持つ強い光のことで、ターゲットを定めた波長でくすみや赤み、毛穴の開きや脱毛ケアまでできます。

ダーマローラー

ハリ・導入する成分の効果が高まる。

細かな針のついたローラーやスタンプで、軽くあてると肌に微細な穴を開けて、その穴から成分を浸透させます。

目的に合わせて美顔器を選ぶ

美顔器は継続が命です。

毛穴やくすみにはレーザー、シミやくすみにはIPL、たるみにはRF、脂肪にはRFと超音波、筋膜リリースにはマッサージデバイスと、目的に合わせて使うようにします。

クリニックの施術メニューに採用されている技術を搭載した美顔器の使用がおすすめです。

クリニックで肌管理

医師選びの基準


画像出典:Pinterest

美容クリニックでの定期的なメンテナンスも欠かせません。

オペやハイフやレーザーなど、皮膚や皮下組織に負担をかける治療は、なるべくミニマムな回数にはした方が良いですね。

なぜなら 創傷治癒を得る治療は頻回になると炎症状態が続き、老化を招くことになります。

日本も今空前の美容クリニックブームで、クリニックの多さが選択肢の多さになっています。

患者にとってはメリットである一方、医師の選び方は非常に重要になってきます。

医師選びには、しっかりとした選ぶ基準を持つことが重要です。

ポイント

・シミやイボなど面の治療は皮膚科、ハイフや糸リフト注入など3D治療は美容外科医と考える
・レビューを参考にする時はネガティブな経験の方から見る
・症例写真は加工などをしている可能性があるので、症例数日本一などの誇大表現には警戒を

医師は日本美容外科学会に所属し、常に知識をアップデートしている医師を選びます。

日本美容外科学会には、一般社団法人日本美容外科学会JSAPSと、日本美容外科学会JSASがあります。

入会基準と専門員取得のハードルが高いのはJSAPSです。

ただし 専門医だから技術が高いといっても、 美的センスがいいとは限らないので注意が必要。

美肌治療と若返り治療


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これから紹介する人気の施術は、ダウンタイムがないもしくは短いのが特徴です。

ヒアルロン酸注入潤いや弾力を取り戻す治療。ヒアルロン酸には 架け橋と非架け橋ヒアルロン酸があります。架け橋とは、添加剤によってヒアルロン酸同士を結びつけること。架け橋が多いほどヒアルロン酸は硬く、形を作りやすくなります。そのため、こけた部分にボリュームを補うことができます。
ボトックス注射シワやたるみを改善する治療。筋肉を弛緩させ、シワやたるみ・ボリューム感を改善するものです。表情筋の動きを制限することで、シワを抑制します。エラや肩に打つことで、その部分の筋肉を痩せさせてボリュームを減らしたりでもできます。
スキンブースターツヤやハリを取り戻す治療。非架け橋ヒアルロン酸やアミノ酸をマシンで注入する治療です。
マイクロニードルRFハリや弾力を取り戻す治療。極小の針を使って肌に微細な穴を開け、その穴を塞ごうと修復力が高まることでコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
糸リフトたるみ改善治療。医療用の糸を皮下に挿入し、内部組織を引っ掛けて引き上げる治療です。
レーザーシミやそばかすの色素を改善治療。特定の波長のレーザー光を照射します。血管腫や毛細血管拡張など、赤色の色素を改善するのはダイレーザー。しみやそばかすの色素を改善するのはルビーレーザー。脱毛に使われるのはダイオードレーザーやアレキサンドライトーザー。ほくろやイボを削り取る炭酸ガスレーザー。しみやそばかすだけではなく、毛穴の開きも改善するトライビームなどがあります。
ピーリング肌悩みに応じて ターンオーバーを活性化する治療。薬剤を使うものはケミカルピーリングと呼びます。毛穴やニキビ、肝斑やシミには薬剤を用いて表皮を溶かして剥がれやすくし皮膚の再生を促します。

治療のボリューム

治療のボリュームに関しては、まずは引き算してから足すようにすると自然な仕上がりになります

足し算ばかりだと過剰で人工的な印象になってしまうからです。

例えば、たるみ改善をするなら脂肪溶や吸引処置で引き算をしてみます。

脂肪の重さが取れたらたるみが改善します。

その上で糸リフトやヒアルロン酸注射をして、足し算で整えます。

たるみ治療のアプローチ

たるみの種類には2種類あります。

肉の重さでたるむ肉だるみタイプと、痩せてボリュームがなくシワの目立つ皮だるみタイプです

ステップ1:ボリュームコントロール

肉の重さでたるんでいるならまず痩せることが鉄則です。

それが難しいのであれば頬や顎下脂肪吸引や脂肪溶解注射などの施術を施して、脂肪のボリュームを減らし、その後引き上げ治療に入る方がより強い効果が期待できます。

皮だるみタイプであれば、まずはヒアルロン酸や脂肪注入などでボリュームを補い、表皮表面に張りを出す治療をします。

ステップ2:引き上げやハリ出し

ボリュームコントロールの後、肉だるみタイプはたるみを引き上げます。

皮だるみタイプは表面のハリ出しをします。

気になるハイフと糸リフトについて

ハイフは、特定の部位に熱ダメージを与えて収縮させる引き締めの方法です。

糸リフトは皮下組織を引っ掛けて、物理的に引っ張り上げる引き上げの方法。

ダウンタイムや即効性の有無に違いはありますが どちらも半年から1年ちょっとで効果は失われます。

ハイフと糸リフトは併用できますし、同日施術も可能ですが、必ずハイフ照射が先で、次に糸リフトの順番で行います。

・実際の治療法1(ハイフ)

ハイフとは技術の名前であり、マシンの名称ではありません。

超音波のエネルギーを虫眼鏡を通したように1点に集中させることで、脂肪層より深い筋膜層まで到達させます。

照射した後にその周辺は組織の熱収縮と熱膨張が起きるため、引き上がりやハリを感じます。

その後3ヶ月かけて損傷した組織の再構築が始まります。

それが本来の引き上げ効果です。

ハイフを始めるなら、20代後半頃からであればスタートしてもいいと思います。

照射頻度は半年に1回程度が望ましいです。

脂肪がついていない、もしくは重度のたるみがある人はハイフに向きません。

実際の治療法2(糸リフト)

使う糸の種類がいくつかに分けられますが、現在は溶ける糸での治療が主流です。

ロングスレッドの糸による糸リフトは、口横もしくはこめかみの髪の毛で隠れる部分に針穴を開けて、糸を挿入します。

皮下組織にひっかけて引き上げ側頭筋膜に固定します。

ショートスレッドという糸リフトもあり、2.5から5cm の短い糸をメッシュ構造のように交差させて作ることで 肌表面の引き締めを実現します。

ロング スレッドは麻酔をするので痛みは少ないですが、術後はしばらく腫れたり、口が開けにくいなどダウンタイムがあります。

ショートスレッドのダウンタイムは、内出血や一時的な顔の腫れが挙げられます。

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まとめ

肌を適切に管理するために、まずは老化原因を取り除くこと、そして肌悩みにあったスキンケアが必要なことが分かりました。

美容成分はたくさんありますが、ビタミンC、トラネキサム酸、レチノールを基本の三大美容液と考えます。

美容治療は炎症を伴う場合、老化が進む可能性があるので費用対効果を確認して、信頼できる医師に施術をしてもらうようにします。

過度な美容治療は、かえって不自然な印象を与えてしまうので、年齢に抗うよりは老化を遅らせるようなイメージを持つといいですね。

・皮膚構造と日常に潜んでいる老化の原因を知り
・スキンケアにマストな三大美容液や、肌悩み別の美容成分で肌管理
・必要に応じて美顔器やクリニックでの美肌治療を取り入れる

▼スキンケアや美顔器、美肌治療についてもっと詳しく知りたい人におすすめの一冊

たくさんの美容・医療関係者を取材して現場の生の声を聞きながら、自身でも美肌治療を取り入れている吉田さん。

年齢に抗うことなく小綺麗に老いたい、スキンケア迷子で困っているという人はぜひ読んでみてくださいね。

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